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群馬県藤岡市

藤岡市は111号線で道路改良工事

2025/12/11 群馬建設新聞


藤岡市は中栗須地内で計画する市道111号線の道路改良事業を2026年度も継続して計画することを示した。実施計画において直近3カ年の26年度~28年度において工事費を主とした2億3400万円の事業費を算出した。同事業は道路改良工事とし、歩道整備工事などを進めるもので本年度に初弾工を発注している。事業完了は29年度までを目指しているスケジュールとし、各年度ごとに工事発注を行う。

整備を計画するのは主要地方道藤岡大胡線の中栗須藤岡境交差点から西進し、セコム藤岡営業所(藤岡1008-7)の西側にある主要地方道寺尾藤岡線との交差点までを結ぶ720m区間となる。現道の幅員は約9mで、両側にマウントアップの歩道が設置されている状況となっている。北側に設置されている歩道は路肩として使用し、南側の歩道についてはセミフラットに改良。整備を実施することでバリアフリー化を図り、小学生や中学生、高校生など通行者の安全確保および利便性の向上を図る。

本年度は施工延長170mにおいて、135・6mで管渠型側溝および歩車道境界ブロック、158・5mで溝蓋工などを内容に塚越土建(藤岡市)が手掛けている。車道部分の表層は厚さ5㎝で施工面積は1230・5㎡で進めており、区画線一式工事も含めている。

施工は中栗須藤岡境交差点側から着手しており、しののめ信用金庫藤岡営業部(藤岡922-4)などが位置している箇所から歩道の整備を進めることとしている。工事期間は7カ月を見込んでいる。測量設計業務については技研コンサル(前橋市)が受託し手掛けた。

第5次藤岡市総合計画に基づく26~28年度の3カ年を期間とする実施計画にはそれぞれ7800万円を位置付けている。現段階では今回発注した工事と同様に延長150m程度で進めていくと5カ年で完了するスケジュールとなり、予算状況にも左右されるが、29年度についても同規模程度の事業費となることが見込まれる。

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