前橋市は上増田町などを通る都市計画道路木瀬城南通線について、早期の工事着手に向けて準備を進めている。2025年度は測量設計業務を都市開発設計(前橋市)に委託。26年度にまとめ、その後に用地買収や埋蔵文化財調査などに移る方針。
現在は2期工区として上増田公園の南側から東進し荒砥川と宮川、新田用水を渡し、二之宮小学校(二之宮町1841)の西側を通る市道と交差するまでの延長1320mを対象として新設と拡幅による整備を計画している。
新設区間は約800mで、拡幅区間は上増田公園から荒砥川周辺までの延長約200mと東端の延長約300m区間となる。幅員構成は全幅16mで、両側に幅員2・5mの歩道を整備。また、両側路肩部分に幅員1・5mの自転車交通帯も設ける。これまでに荒砥川を渡す橋梁の予備設計業務を国際航業(東京都新宿区)が実施した。
残る宮川と新田用水部分については現段階で設計などは未着手となっている。なお、現在進めている測量設計業務は、12月補正予算案で測量設計業務料1100万円を追加した。
同線ではこれまで、1期工区として主要地方道藤岡大胡線を起点として東へ進み、共愛学園前橋国際大学(小屋原町1154-4)の南側を通り、上増田公園までの延長約1300mを1期工区として工事を実施している。
















