笛吹市の山下政樹市長は13日、本紙取材に応じ、体育施設の芝生化について、2026年度の事業着手を目指す方針を明らかにした。御坂花鳥の里スポーツ広場と石和清流公園から整備する見込みで、同年度当初予算案に調査費などを盛り込む方向だ。
山下市長は「まずは花鳥(御坂花鳥の里スポーツ広場)と石和の清流館(石和清流公園)から始めたい」と述べ、「来年度の当初予算案に調査費と設計費を一緒に盛る」との考えを明かした。
市は整備に当たっての基本的な考えをまとめた整備方針を作成し、12月市議会で説明する予定。計画では「新規施設整備から既存施設整備へ方向転換するということを示した。また施設を利用している各種団体へヒアリングした結果も取りまとめた。そうした意見を基に、一つ一つ整備を進めるという流れ」を示している。
山下市長は、かねて候補となる施設について「いちのみや桃の里スポーツ公園グラウンド」「春日居スポーツ広場グラウンド」「境川スポーツセンターグラウンド」「御坂花鳥の里スポーツ広場」「石和農村スポーツ広場」「石和清流公園」を挙げている。
















