安中市は2026年度からの新規事業として、西毛総合運動公園(中宿283-4)で備品倉庫の設計および建設を計画している。国民スポーツ大会に向けての整備となり、現在、進む陸上競技場改修と併せて進めていくかたち。26年度までに工事も含めて完了させたい考え。
同公園は29年に開催を予定している第83回国民スポーツ大会および第28回全国障害者スポーツ大会において、アーチェリーの会場となっている。
倉庫の建設は国民スポーツ大会におけるデモンストレーション競技である少年サッカーに必要な備品を備えるために計画。26年度に設計業務を行い、同年度に建設を予定し、単年で完了する見込みとなる。4種L公認規格を満たすための検定規格品を収納するための倉庫として整備する。
同公園では現在、陸上競技場を中心とした改修工事を発注し、大手組(安中市)が施工を進めているところ。26年6月末を工期としており、インフィールドやトラック、外周園路の改修を進めている。トラックは土系舗装から全天候型舗装へ、インフィールドは土から人工芝へ整備している。改修設計についてはオオバ(東京都千代田区)が手掛けた。
陸上競技場は400mトラックコースが7コース、110mは8コース、トラック内のサッカー場1面で構成している。また、スタンドは1300人の規模で整備されている。
















