記事

事業者
長野県建設部建築住宅課

上の原団地を除却/初弾は3棟、2月公告

2025/12/19 長野建設新聞

 県建築住宅課は本年度から、岡谷市今井にある県営住宅上の原団地の除却を開始する。初弾としてCB造2階建て3棟9戸、合計719㎡の工事を2026年2月上旬に公告する。入札方式は総合評価落札方式(工事成績等簡易型)で、参加基本要件は解体739点以上、南信地区本店。発注規模は税込み予定価格1億8000万円未満。入札契約手続きは施設課が担当する。

 同団地は2階建て14棟と4階建て3棟で構成。このうち老朽化した2階建ての建物を順次除却していく。14棟は、いずれも1棟当たり3戸が入っていたタイプで、すでに入居者はいない。ちなみに4階建ての3棟は引き続き使用する。

 初弾工事は17日の建築住宅課建設工事請負人等選定委員会で入札参加資格などを決定した。同種工事要件で「RC造(SRC造を含む)、CB造またはPC造で2階以上かつ延べ200㎡以上の建築物の解体工事の実績」を、また技術者要件で主任(監理)技術者に「解体工事施工技士または登録解体基幹技能者」の配置を求める。

 1月の総合評価技術委員会で価格以外の評価項目を決め、2月上旬に公告し、同月下旬の開札を予定する。工期は約150日(繰越明許費設定済)。工事名は「県営住宅上の原団地除却工事(第1工区)」。

 なお、設計は同様の工事の設計を参考にするとし、外注はしない。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら