昭和町は子育て支援センター建設に向け、2025年度末までに基本計画をまとめる。庁内のプロジェクトチームに加え10月、有識者らによる建設検討委員会を立ち上げた。委員会で出た意見を基に基本計画に策定する。
25年度9月補正予算に同施設の基本計画策定費688万6000円を計上。その後の入札でブレーンズに同策定支援業務を委託した。委員会は同社のほか町民や有識者らで構成されており、10月の初会合で顔を合わせた。同年度末までに全5回委員会を開き、必要とされる機能や施設規模、建設候補地などについて意見交換する。基本計画の策定に当たりパブリックコメントも実施する予定だ。
基本計画策定後、26年度に財源となる国の補助金の申請を予定する。施設の概略設計にも着手し、27年度着工、28年度供用開始を目指す。
建設候補地ついては、町立図書館の東側が有力。整備中の新たな町道・昭和玉穂中央通り線沿いとみられる。現在は内藤組らが道路建設を進めており、周辺は大半が田畑となっている。町担当者は「まだ建設候補地が決まった訳ではない。はっきり、ここが望ましいと決まった後、地権者の方々に話をしにいきたい」と、述べるにとどめた。
別の町幹部は子育て支援センターについて「中央市の子育て支援センターのようなものをイメージしている」と話した。

















