国土交通省は18日、地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)の手引きバージョン2作成に向けた議論を検討会で開始した。会では手引きバージョン2に群マネモデル地域の取り組みを掲載するに当たって、各地域の状況を確認した。
同省では10月14日に手引きバージョン1を発表。バージョン1では、群マネの概念や効果を紹介し、先行事例、実施プロセス、計画策定の考え方などを解説することで、導入検討から実践までをサポートしている。同省は各地で開催されているセミナーや勉強会などの会合で自治体や事業者を対象にバージョン1の説明を行った。
新たに作成するバージョン2では、モデル地域の成果を盛り込む考え。モデル地域では、複数自治体による道路維持管理や橋梁・トンネルの点検などの広域連携、単独自治体による道路・河川・公園などの多分野連携に向けて計画策定や調整、共同発注などを進めている。
群マネモデル地域は次の通り。
【広域連携】◇和歌山県ほか1市3町◇広島県ほか2町◇北海道幕別町ほか1町◇大阪府貝塚市ほか7市4町◇兵庫県養父市ほか2市2町◇奈良県宇陀市ほか3村◇島根県益田市ほか2町
【多分野連携】◇秋田県大館市◇滋賀県草津市◇広島県三原市◇山口県下関市

















