県施設課は飯田警察署・南信運転免許センター(仮称)建設事業で、11月の一般競争入札が予定価格超過により不調となった弱電設備工事について、設計内容を見直すとともに、入札方式を前回の総合評価落札方式から受注希望型競争入札に変え、1月中旬に再度公告する。前回入札時の予定価格は3億4870万円(税抜、以下同じ)。
19日の建設部建設工事請負人等選定委員会で審査、了承したもの。一抜け方式を採用しており、決定順位1位の電力設備工事は新井電気工事(飯田市)が5億4500万円で落札している。
入札参加資格は前回同様で、電気816点以上、県内本店、主任(監理)技術者に1級電気工事施工管理技士。
庁舎はRC+SRC造4階建て、延べ6818㎡。建築は吉川建設、空調設備は明和工業、衛生設備はシノダ設備(いずれも飯田市)が担当する。設計はエーシーエ設計(長野市)。来年度以降、付属施設の車庫(S造平屋約600㎡)と署長宿舎(W造平屋約90㎡)の工事を別途発注する。
庁舎建設工事の工期は約600日。2027年度中に竣工させ、その後、28年度に既存庁舎の解体と外構を行い事業を完了する。警察署は28年4月、免許センターは29年度の運用開始を予定している。
















