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群馬県明和町

明和東小の工事を26年度

2025/12/24 群馬建設新聞


明和町は小中学校3校を対象とした長寿命化改修事業を進めており、2026年度は明和東小学校南校舎の改修工事を発注する。並行して、明和中学校では実施設計業務を委託する。長寿命化工事は学校施設整備基本構想および基本計画に基づいて実施するもので、築50年近く経過する小中学校校舎を対象に、建物から電気および機械設備の全面的な改修工事を推進する。

明和東小学校(千津井293)、明和中学校(新里298-1)は、ともに築40~60年が経過しており、長寿命化改修工事を計画した。いずれの学校も南校舎と北校舎により構成され、南校舎をメインに改修工事を行う。

改修内容としては、2校で共通して外壁および屋上の補修工事と防水工事、普通教室や特別教室など校舎全体の照明設備をLED化するほか、職員室や生徒用トイレの改修として配置替えなども計画している。トイレ改修工事では、便器および給排水設備の更新から床タイルの乾式化を実施する。

東小の南校舎では建物や設備の老朽化が著しく、雨漏りなどが生じている状態となっている。基本設計および実施設計業務はいずれも福島建築設計事務所(前橋市)が手掛けた。同校舎は1966年に建設されたRC造3階建て、延べ床面積1695㎡。なお、北校舎はRC造3階建て、延べ床面積は1806㎡の規模。

明和中学校でも同様の長寿命化改修工事を計画する。南校舎はRC造2階建て、延べ床面積1293㎡。北校舎はRC造3階建て、延べ床面積2493㎡となる。2026年度に詳細設計を委託し、27年度の工事発注を目指す。基本設計は本年度に福島建築設計事務所が受託した。

本年度は、明和西小学校(川俣26)の南校舎長寿命化改修工事に着手した。工事は河本工業・荒井建設JVが受注している。落札金額は10億3500万円。

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