記事

事業者
政府

【大臣折衝】要求320億円承認/上下水道管路の老朽化対策

2025/12/24 本社配信

 政府の2026年度予算案決定に向けて金子恭之国土交通相は23日、片山さつき財務相と大臣折衝に臨んだ。埼玉県八潮市の道路陥没事故の教訓を踏まえた、上下水道管路の老朽化対策推進に必要な320億円の要求が認められた。

 大臣折衝では、大口径管路や緊急輸送道路に埋設された管路など、事故発生時に多数の地域住民に重大な影響を及ぼす上下水道の重要管路について、計画的・集中的な更新や複線化を実施できるよう個別補助事業の創設を要求。この結果、必要な経費320億円の要求が認められた。

 折衝後の会見で金子国交相は「施設の老朽化対策を推進するとともに、広域連携や使用料の適正化などの基盤強化を進め、強靱で持続可能な上下水道システムの構築に最大限取り組む」と決意を示した。

折衝に臨む金子国交相(左)と片山財務相 大臣折衝後に会見する金子国交相

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら