日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は、週休2日実現行動計画2025年度上半期フォローアップ報告書をまとめた。土木と建築を合わせた4週8閉所以上が66・4%(7701作業所)と、昨年度上期に比べ5・3%向上した。
全体の状況は、4週7閉所11・5%(1333作業所)、4週6閉所9・4%(1090作業所)、4週5閉所5・9%(685作業所)、4週5閉所未満6・7%(781作業所)。
土木は、4週8閉所以上が75・8%(4332作業所)と、昨年同期に比べ2・8%向上した。4週7閉所10・7%(609作業所)、4週6閉所7・2%(411作業所)、4週5閉所3・0%(169作業所)、4週5閉所未満3・4%(196作業所)。
建築については、4週8閉所以上が57・4%(3369作業所)で、昨年上期から8・1%向上した。4週7閉所12・3%(724作業所)、4週6閉所11・6%(679作業所)、4週5閉所8・8%(516作業所)、4週5閉所10・0%(585作業所)だった。
また夏季4週8閉所推進強化月間(7~9月)の閉所状況を見ると、土木と建築を合わせた4週8閉所が70・2%(7168作業所)と、昨年上期に比べ5・4%向上。土木の4週8閉所以上は78・1%(4024作業所)、建築は62・1%(3144作業所)。それぞれ、昨年上期から2・6%、8・4%向上している。
夏季推進強化活動期間は、安全に働くために休日の確保と十分な休養を取り、体力の回復が必要と考え、7~9月を活動期間と定めた。会員企業は、お盆前後を長めに閉所できるように工夫、閉所できない場合も作業時間帯を変更するなどの取り組みを行った。
週休2日実施率調査は、25年4~9月に実施。会員141社のうち、95社が回答した。
















