東毛地域では 、群馬東部水道企業団が太田本所庁舎の新築工事を発注した。太田本所を建て替えるもので、2026年11月中の完成を目指す。また、館林市で東武鉄道茂林寺前駅周辺整備として自由通路などの建設工事や西口ロータリー整備が始動した。太田市では4月13日に市長選挙が行われ、30年ぶりとなる新市長が誕生した。東毛地域の動向をプレイバックする。
【桐生市】
新里社会体育館(新里町山上828-1)で大規模改修工事を実施。屋根の更新や空調設備の新設、照明のLED化工事などを発注した。屋根など改修工事を佐田建設(前橋市)、機械設備工事を星野管工・桐生水道・新里設備工業JV、電気設備工事を田島電気(桐生市)がそれぞれ受注した。本庁舎の外構工事が発注され、三興エンジニアリング・大川建設・北村土木・平沢建設JVが落札した。
【太田市】
市長として通算8期30年を務めた清水聖義氏を破り、穂積昌信氏が市長となった。前市長の清水氏は、現役の全国市長の中で最年長かつ通算当選回数も最多だった。建設工事としては新弓道場(東本町53-30)が竣工したほか、太田市八王子山公園(上強戸町2079-3)でドッグパークが完成した。
【館林市】
3月23日に市長選挙が行われ、多田善洋氏が再選を果たした。主要事業としては、東武鉄道茂林寺前駅周辺整備に着手。自由通路および公衆トイレ建築工事と西口ロータリー整備を発注し、自由通路などは12月21日に供用開始した。このほか、建設工事を進めていた南こども園(本町3-6-1)が4月に開園した。同園敷地内で放課後児童クラブの新築工事が発注され、原工業(館林市)が受注した。
【みどり市】
小中学校10校の体育館を対象としたエアコン設置工事が完了。10校を5分割して入札され◇新井土木(みどり市)◇大栄設備(桐生市)◇桐生水道(桐生市)◇新里設備工業(桐生市)◇上州(みどり市)-がそれぞれ受注した。また、桐生競艇場隣接地にみどモスストリートパーク(笠懸町阿左美2887-42)が誕生。本場アメリカの西海岸をイメージしたスケードボードパークと3×3バスケットボールコートを建設した。
【明和町】
東武鉄道川俣駅周辺整備として、東口にメディカルセンターC館が供用開始した。このほか、明和西小学校(川俣26)南校舎の長寿命化改修工事を発注し、河本工業・荒井建設JVが落札した。
【千代田町】
なかさと公園(舞木470-1)で複合型キャンプ場整備を進める。キャンプ場の設計などから運営までを対象とした公募型プロポーザルが行われ、Summy(茨城県境町)を事業者に選定した。建設工事は谷原建設(茨城県つくばみらい市)が担当する。このほか、小中一貫校の整備に向けて基本計画を策定した。千代田中学校の敷地内へ3階建ての新校舎を建設する方針を示した。
【大泉町】
町長選挙が行われ、現職の村山俊明氏が4選を果たした。大型事業では、上小泉地内の排水対策として(仮称)枕川洪水調整池建設3期工事が発注された。3カ年工事として関東建設工業・本田建設・秩父建設JVが落札した。
【群馬東部水道企業団】太田本所建設工事を発注し、石橋建設工業(太田市)が落札した。新庁舎はS造3階建て、延べ床面積約2958㎡の規模とし、工期は26年11月13日までとなる。
















