千葉市は24日、昭和の森活性化施設整備・運営事業の事業者を選定する公募型プロポーザルを公告した。対象区域は、旧キャンプ場区域(現フォレストビレッジ)3万6840㎡と多目的広場2万5253㎡。多目的広場については一部区域の活用や未活用も可。事業期間は、協定締結日から原状回復完了日まで。営業期間は20年程度を想定。旧キャンプ場区域は自然環境を生かしたアウトドアアクティビティを主体とする事業、多目的広場は自然環境と調和する事業の提案を条件とし、にぎわいある林間レクリエーションの場を創出する。
基本協定締結後、2026年4月から多目的広場の設計および施設整備・改修を開始し、27年4月の運営開始を予定。28年4月から旧キャンプ場区域の設計および施設整備・改修を開始。10月の運営開始を目指す。営業期間20年の場合、施設は47年10月までに解体撤去し、現状回復する。
プロポーザルの参加資格は、同種事業の実績を有する単独法人または複数の法人で構成する連合体。
今後は、26年1月19日に行う現地説明会への参加申し込みを13日に締め切る。募集要領などに対する質問を2月13日まで受け付け、27日までに回答。3月13日まで応募登録書および企画提案書の提出を求め、4月のプレゼンテーションおよびヒアリング審査を経て、同月に審査結果を通知し、基本協定を締結する予定。
昭和の森は、緑区小食土町1152に所在する総合公園で、敷地面積105・8ha。1975年4月の開設。
旧キャンプ場区域は、キャンプ場や園路などで構成されており、宿泊施設(旧ユースホステル)、汚水処理施設、キャンプ場詰め所、ポンプ室、駐車場50台、フットサルコートなどがある。なお、老朽化した宿泊施設、汚水処理施設、キャンプ場詰め所などは、市が2028年4月までに解体・撤去を行う。
多目的広場は、芝生広場と園路で構成され、あずまやがある。


















