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群馬県高崎市

高崎市は市民スポーツパークを整備

2025/12/26 群馬建設新聞

高崎市は阿久津町地内の旧高崎市民ゴルフ場の跡地で市民スポーツパーク(仮称)の整備を進めている。2026年度についても引き続き基盤整備工事などを進めていく方針を示した。26年度以降についても同工事を進めていき、整備が完了した箇所から随時、供用開始をしていく方針。設計業務は20年度に横田調査設計(高崎市)が手掛けた。同パークは野球場、サッカーラグビー場などの整備を行う。

整備に向けて21年度に基盤整備工事に着手し、高長組(高崎市)が受注。22年度は進入路整備工事をカワナベ工業・高長組JV、基盤整備工事その1をCosmo(高崎市)、その2を高長組が手掛けた。23年度および24年度も基盤整備工事および進入路整備工事、園路整備工事を進めた。本年度についても基盤整備工事を発注し、カワナベ工業(高崎市)が施工を手掛けている。

同スポーツパークの区域面積は約41・6ha。区域を東側から一般スポーツゾーン、高齢者スポーツゾーン、子どもスポーツゾーンに分けて整備する。

一般スポーツゾーンには野球場やソフトボール場、ビーチバレーコートを2面ずつ配置するほか、バスケットコート(3×3)やバスケットコートを各4面、サッカー・ラグビー場は6面設ける。また、1周5000mのランニングコースやトイレ3カ所、約300台収容する駐車場を整備する。

高齢者スポーツゾーンは8ホール14コースのグラウンドゴルフ場や、9ホール4コースのパークゴルフ場のほか、ゲートボール場を8面設ける。グラウンドゴルフ場の南側にはトイレを1カ所設置するのに加え、約200台分の駐車場を整備する。

子どもスポーツゾーンについては子ども用の遊具を設置し、外周に1周400mのトラックを整備する。子どもスポーツゾーン西側と南側にはトイレ1カ所ずつ配置するほか、約300台収容する駐車場を子どもスポーツゾーン西に整備。既存のクラブハウスは解体せずに使用し、南側に約80台分の駐車場を確保する。

一般スポーツゾーンと高齢者スポーツゾーンに挟まれた敷地には約700台収容する駐車場とトイレを2カ所設けるとしている。

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