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群馬県富岡市

富岡市は宮崎浄水場の更新検討結果を明らか

2026/01/07 群馬建設新聞

富岡市は宮崎浄水場(宮崎241)で更新および耐震化の検討を進めており、今後、浄水場周辺に新たな用地を取得し、その用地に管理棟などを含む浄水施設を新設する方針を示した。施設更新方法については従来の発注方式のほか、官民連携方式(ウォーターPPP、DBO、DB等)も含めて検討を進める。同浄水場は市の所有する浄水場の中で最も処理能力の大きいものとなる。

更新規模は減少が見込まれる将来の水需要に適した施設容量にダウンサイジングし、1日当たりの最大処理能力約2万2000立方mを見込む。直近の施設更新における工事費は87億円を想定。将来50年間では223・6億円としている。中央監視等を含む主要施設を新たに一式で建設するため、既設と新設の混合を回避することができ、施設としての高い健全度が確保できることから、施設更新案が採用された。また、新たな用地での新設のため、既存施設の稼働に支障なく工事を進められるとした。浄水場の隣接地および離れた場所での新設も検討したが、隣接地に限定されることや導水管路との調整が必要となるために周辺での新設とした。整備方針の検討については利根設計事務所(前橋市)が24年度に手掛けた。業務では更新案の比較表・報告書を作成、耐震化・更新・新設等で比較し、安全性・強靱性・持続可能性を指標に▽建設予定地▽今後の施設能力の設定▽配置計画▽施工方法▽施設再構築および広域連携の可能性▽維持管理方法-などを検討した。このほか、概算事業費の算出やスケジュール案の作成などを行った。

1971年~72年の2カ年で建設された現在の宮崎浄水場は、1日当たりの最大処理能力が1系と2系合わせて約3万8000立方mとなっている。浄水施設としては着水井、混和池、薬品沈殿池、急速ろ過池、浄水池が整備されている。1万6915㎡の敷地には▽浦町配水池=RC造、有効容量6000立方m▽西部配水池=PC造、有効容量5000立方m▽2系浄水池=RC造、容量1000立方m-などが整備されている。なお、同浄水場は市の基幹浄水場に位置付けられている。

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