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群馬県建築課

旧境町トレーニングセンター 解体設計成果示す

2026/01/08 群馬建設新聞


県建築課は旧境町トレーニングセンター(伊勢崎市境上渕名739)の解体工事設計業務の成果を示した。業務は県農政課が建築課に依頼して実施。建築課は3分割して委託した。分割1号が177棟、分割2号は14棟、分割3号については15棟が対象となり、分割1号~3号合わせて206棟となる(※2面に関連表)。分割1号を勝山工務所(前橋市)、分割2号がイノ設計(前橋市)、分割3号は高橋建築設計事務所(前橋市)が受託した。農政課は解体工事を3分割して単年度で解体する見通し。工事発注時期は調整中。

それぞれの工区における工事期間として約1年間を想定しており、3つの工区の工事を同時に進めることで、早期の解体工事完了を目指す。解体後の跡地は産業団地として整備される。事業者については未定となっている。

同トレーニングセンターの敷地は県有地と民地で構成されており、全体面積28・5haのうち現在の使用面積は約8・7haとなっている。民地部分は県が借り上げ、敷地と施設を境共同トレーニングセンター(伊勢崎市)が県から借りて事業を行っている。同トレーニングセンター施設は前橋市堀越町の公共事業建設残土置き場へ移転する予定。前橋市と同トレーニングセンターは2025年度から住民説明会を開催しており、これまでに3回実施した。

解体工事設計の成果は次の通り。

【分割1号】

解体設計は▽厩舎①=32棟▽厩舎②=2棟▽厩舎③=1棟▽厩舎④=9棟▽厩舎⑤=1棟▽馬診療所=1棟▽待機馬房=1棟▽消防ポンプ格納庫=2棟▽自警団事務所=1棟▽装蹄所=1棟▽馬具販売所=1棟▽厩務委員会事務所=1棟▽物置①=24棟▽物置②=1棟▽馬衡所=1棟▽旧事務所=1棟▽消防小屋=1棟▽馬洗場=76棟▽自転車置場=20棟-を対象に実施した。

処分量は▽コンクリート類=4945立方m▽アスファルト類=672立方m▽ガラスくず=12立方m▽廃プラスチック=68立方m▽木くず=2347立方m▽繊維くず=136立方m▽廃石膏ボード=30立方m▽金属くず=410t▽特別管理型処分(アスベスト類)=410立方m-。

アスベストの含有が確認されたのは▽厩舎①~⑤=天井仕上げ材、内壁仕上げ材、外壁仕上げ材▽馬診療所=天井仕上げ材、床仕上げ材▽待機馬房=天井仕上げ材、内壁仕上げ材、外壁仕上げ材▽厩務委員会事務所=天井仕上げ材▽装蹄所=屋根材▽馬具販売場=天井仕上げ材▽自転車置場=屋根材▽旧事務所=天井仕上げ材▽馬洗場=屋根材-で、含有されているアスベストはレベル3だった。

【分割2号】

解体設計は▽場外馬券場=1棟▽調教監視塔=1棟▽観覧棟=1棟▽下屋(調教監視塔横)=1棟▽ゲート車庫1=1棟▽ゲート車庫2=1棟▽下屋(ゲート車庫1横)=1棟▽作業員詰所=1棟▽隔離厩舎=1棟▽大工詰所=1棟▽駐車場係員休憩所=2棟▽大工詰所横スチール製物置=1棟▽守衛所=1棟-を対象に行った。

処分量は▽コンクリート類(有筋)=2929立方m▽アスファルト類=1111立方m▽金属くず=16t▽木くず=98立方m▽混合廃棄物=3立方m▽特別管理型処分(アスベスト類)=57立方m-となる。

アスベストは場外馬券場の屋上アスファルト防水や外壁吹き付け材、外巾木吹き付け材からレベル3の含有が確認されている。

【分割3号】

解体設計は▽宿舎=4棟▽管理事務所=1棟▽守衛所=1棟▽作業員詰所=1棟▽消防車庫=1棟▽調整ルーム=1棟▽管理所=1棟▽売店=1棟▽ガス小屋=1棟▽プレハブ倉庫=1棟▽コンテナ倉庫=1棟▽倉庫=1棟-を対象に実施。

処分量は▽有筋コンクリート=6595立方m▽がれき類=405立方m▽ガラス=39立方m▽廃プラスチック=90立方m▽廃石膏ボード類=29立方m▽特別管理型処分(アスベスト類)=3立方m▽金属くず=486t▽木くず=532立方m▽繊維くず=156立方m▽混合廃棄物=914立方m▽アスファルト塊=423立方m-。

アスベストは▽管理棟=軒天▽宿舎3号棟=外壁仕上塗材▽宿舎5号棟=外壁仕上塗材▽調整ルーム=階段室上裏仕上塗材-からはレベル3、調整ルームの機械室配管エルボ部配管保温材についてはレベル2のアスベストの含有が確認された。

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