新潟県建設産業団体連合会(新潟建産連、福田勝之会長)は9日、新潟市中央区の白山神社で工始祭(たくみはじめさい)を執り行った。新年の仕事始めに際して一年間の作業の安全と建物が永遠に栄えることを祈る伝統行事で、当日は福田会長をはじめとして新潟建産連を構成する各団体のトップや関係者が新たな年の工事安全を祈願した。
白山神社拝殿での祝詞奏上後、1974年から続く「匠始ノ儀式」は、新潟市建築組合連合会有志により鋸ノ儀、墨指し・墨付ノ儀、釿打ノ儀、鉋ノ儀のほか、槌打ノ儀が古式にのっとり厳かに行われた。続いて福田会長や構成団体の代表者、北陸地方整備局の髙松諭局長、新潟県の清田仁土木部長、新潟労働局の福岡洋志局長、新潟労働基準監督署の野口忠司署長、建設業労働災害防止協会新潟県支部の宇尾野秀明専務理事らが玉串を奉典した。
閉会後、福田会長は「建設産業の使命は社会インフラの整備や災害対応を通じて命を守り、将来世代の安全・安心を確保していくことにある。建設産業としては、これからも現場の最前線を担う地域の守り手として工事の安全に最大限の注意を払いながら地域に貢献してまいる所存」とあいさつ。また昨年は県内建設業における死亡災害が11月末現在で5件発生しており、前年比で2件減少したものの全産業の中で最も多いという残念な結果だったことについて「このことを真摯(しんし)に受け止めるとともに、引き続き安全対策や安全衛生教育のさらなる充実強化を通して労働災害の防止を図り、死亡災害ゼロ、労働災害根絶に向けて決意を新たにしたい」と表明。今年が建設業にまい進できる充実した1年になることを祈念した。
【写真=福田会長、関係者が見守る中、厳かに儀式が行われた】
















