記事

事業者
山梨県山梨市

新市民プール整備へ検討着手

2026/01/16 山梨建設新聞

 山梨市は新たな市民プール整備の検討を始める。老朽化により現在使用できる学校プールが少なく、代わりに使用している市民プールも老朽化。複数の学校が市民プールを共同利用しており、新たな施設を計画する。併せて山梨市民総合体育館を核としたスポーツ公園の整備についても、検討する考えだ。

 2025年12月市議会の村田浩議員による代表質問で、市が方針を示した。村田議員は学校プールについて「現在使用できるのは3校のみ。そのプールも老朽化が進んでいる」と指摘。プールが使えない学校については「バスで送迎し、牧丘B&G海洋センタープールと山梨市屋内温水プールを使用しているが、水泳授業の時間割りにも他校との調整が必要となる」と、学校職員の負担を懸念した。

 続けて村田議員は市民プールの老朽化についても言及。「牧丘のB&G海洋センタープールは1988年の完成以来37年が経過しているが、2020年に改修が実施されている。一方で山梨市屋内温水プールは1998年の完成以来27年が経過しているが、これまで大きな改修は行われていない」と述べ、早期の対応を求めた。

 市は「現在使用できている3校の学校プールについても建設から30年以上が経過し、今後何らかの故障が発生した場合には使用できなくなる恐れがある。その際には他校と同様に2カ所の市民プールを活用せざるを得ない状況」との認識を示し、新たなプールの整備に向け「前向きに検討する」との方針を示した。

 村田議員は、市民プール整備と併せ、山梨市民総合体育館を核としたスポーツ公園の整備も提案した。市は同体育館について「周辺道路が十分に整備されていることに加え、多様なスポーツ施設が一体的に集約されている」とし、公園整備案は「スポーツ振興を図る新たな地域資源となりうる提案」と受け止めた。

記事資料

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら