神栖市は第一・第二衛生プラントを統合し、新たに有機性廃棄物リサイクル推進施設(汚泥再生処理センター)を整備する計画だ。整備地に関しては第一衛生プラント(東和田8)隣接地を想定。2027年度以降に地質調査等を委託し、財政状況を踏まえて新施設の整備を進めていく。施設整備の方針は、一般廃棄物処理基本計画改訂版(案)で示したもの。同計画には他に、旧波崎町塵芥焼却場の跡地を活用したストックヤード整備についても盛り込んでいる。
有機性廃棄物リサイクル推進施設(汚泥再生処理センター)は、現在し尿処理を行っている第一衛生プラント施設の老朽化を踏まえて第一・第二衛生プラントを統合、新設するもの。一般廃棄物処理基本計画改訂版(案)において、適正および安定的な処理の継続に向けた施策として実施する。
建設地に関しては第一衛生プラントが立地する旧神栖町し尿処理場敷地内で検討を進めている。財源として、環境省の循環型社会形成推進交付金の活用を想定する。
整備に当たり、測量、地質調査等については27年度以降に委託する構え。し尿および浄化槽汚泥を処理し、再資源化を行う施設として整備に向けた準備を進める。現施設に関しては、新施設の供用まで適切な維持補修を継続していく。
第一衛生プラントはRC造地上2階地下1階建て、延べ床面積542・12㎡、1993年度築。処理方式には除渣処理+混和希釈方式を採用。処理能力は110kl/日となっている。施設設備は60kl/日が基となっており、搬入量に対して余力がない状態。基幹設備については2011年度に汚泥焼却設備を脱水設備に変更している。
第二衛生プラント(波崎801)に関しては2010年度より、第一衛生プラントへ搬送するための受け入れ貯蔵施設として運用している。施設の延べ床面積が1157㎡、1978年度築。
計画案ではごみ処理施設の整備についても言及。新規施策として、旧波崎町塵芥焼却場の建物を解体し、隣接する第二リサイクルプラザが使用するストックヤードの整備を進める方針を示した。解体事業には循環型社会形成推進交付金の活用を見込んでいる。
具体的な整備時期については未定だが、汚泥再生処理センターの整備とのかねあいや財政状況等を踏まえて検討を進める見通し。旧波崎町塵芥焼却場の建物はSRC造一部RC造3階建て、延べ床面積1857㎡、80年度築。
一般廃棄物処理基本計画および循環型社会形成推進地域計画策定業務を東和テクノロジー(本社・広島市)が担当。2月13日まで一般廃棄物処理基本計画改訂版(案)に関するパブリックコメントを実施している。詳細は生活環境部廃棄物対策課(溝口4991-5、直通電話0299-90-1148)まで。


















