県企業局は、2021~30年度の10年間を計画期間とする第2次群馬県企業局経営基本計画の一部変更の原案を示した。電気事業では、30年の運転開始を目指し、新規水力発電所1カ所の開発可能性調査を実施する。26年度は▽東毛工業用水道浄水施設耐震化工事▽東毛工業用水道配水施設耐震化工事▽県央第二水道浄水池建設工事詳細設計▽県央第一水道送水施設改修工事詳細設計-などを計画する。
同計画は企業局分野における最上位計画となり、計画期間は21~30年度の10年間。経営環境の変化に的確に対応するため、中間年となる25年度に改定するもの。4月1日の施行を予定する。
事業別の取り組み内容などは次の通り。
【電気事業】
26年度~30年度の各年度における建設改良費(資本的支出)と修繕費(収益的支出)の合計金額は▽26年度=108億8200万円▽27年度=81億6600万円▽28年度=46億7500万円▽29年度=38億7900万円▽30年度=40億7500万円-を試算。
新規発電所の建設は30年度末までの目標として5カ所を掲げている。30年の運転開始を目指し、開発可能性調査を実施する新規水力発電所は25年7月から運転を開始した霧積発電所(安中市)、ほたかのめぐみかわば発電所(川場村)、枯木沢みらい発電所(中之条町)、天狗岩総社発電所(前橋市)に続く施設となる。ほたかのめぐみかわば発電所は26年度、枯木沢みらい発電所が27年度、天狗岩総社発電所については28年度に運転開始する予定。
リニューアル工事は27年度に天狗岩発電所で計画。30年度の運転開始を目指す。オイル減量化工事は26年度に沢入発電所を対象に計画。水車ランナー等取り替え工事は28年度が広池発電所、30年度は桃野発電所で予定する。26年度~30年度に計画するオーバーホール箇所は▽26年度=小平発電所、東発電所▽27年度=下久保発電所、下久保第二発電所▽28年度=矢倉発電所▽29年度=田口発電所、柳原発電所、鬼石発電所、沢入発電所▽30年度=広池発電所-となる。
【工業用水道事業】
26年度~30年度の各年度における建設改良費は▽26年度=14億100万円▽27年度=11億2500万円▽28年度=20億4400万円▽29年度=16億1000万円▽30年度=21億400万円-を見通す。
26年度~30年度における主な取り組みは▽26年度=東毛工業用水道浄水施設耐震工事、東毛工業用水道配水施設耐震工事など▽27年度=東毛工業用水道ポンプ更新工事など▽28年度=渋川工業用水道薬品タンク室移設工事、渋川工業用水道浄水施設更新工事など▽29年度=渋川工業用水道排水施設改良工事、渋川工業用水道排水池増設工事など-となる。
【水道事業】
26年度~30年度の各年度における建設改良費は▽26年度=18億4600万円▽27年度=14億1300万円▽28年度=12億7800万円▽29年度=9億4900万円▽30年度=4億2400万円-を見込む。
26年度は県央第二水道浄水池建設工事と県央第一水道送水施設改修工事に向けた詳細設計、28年度には県央第一水道と県央第二水道の遠方監視設備更新工事を計画している。
県央第二水道浄水池建設は既設浄水池の補修や耐震補強を実施するため計画した。25年度は基本設計を利根設計事務所(前橋市)に委託。基本設計では容量や構造などの基本諸元を検討する。既存浄水池は2池あり、ともにRC造。2池合わせた貯水量は2万6800立方mとなる。
【団地造成事業】
26年度~30年度の各年度における土地造成費は▽26年度=90億2000万円▽27年度=47億3500万円▽28年度=61億5700万円▽29年度=67億7800万円▽30年度=21億5200万円-を見込む。
26年度はF地区、K地区、R地区などの造成、28年度にはI地区、J地区、N地区の造成を計画する。
【施設管理事業】
26年度~30年度の各年度における建設改良費は▽26年度=5億4400万円▽27年度=1億3600万円▽28年度=4億6300万円▽29年度=4億6300万円▽30年度=1億5800万円-を想定する。
新玉村ゴルフ場クラブハウス改修工事に向けた設計を27年度、工事は28年度に計画する。
















