林道塚本山線の開設事業(山梨市三富上釜口地内)で県峡東林務環境事務所は、近く最後の工事に着手する。施工延長は200m程度を想定。月内に一般競争入札を公告、着工し、2027年2月ごろまでに完了する計画だ。ルート変更やのり面崩落などによる事業期間延長を経て、26年にわたり実施してきた林道整備が、ようやく完了する見通しになった。
近く発注するのは200m程度(幅員4・0m)の林道開設工事で、工期はフレックス期間を含め27年2月ごろを予定する。近年施工分の地質調査は山梨地質、測量はカワイ、設計は山梨技術研究所が担当。災害復旧工事は恩田組、開設工事は天川組が請け負った。
同事業は全体で3900m、幅員4・0mの森林管理道の整備で、01年度に事業化された。当初は11年度の完了を予定していたが、地形が急峻な上、現地調査により地質が脆弱な箇所があることが判明。ルートの変更などにより計画通りに進まず、事業期間を22年度まで延長した。
そうした中16年度には計画地脇の斜面の崩落が発生。広範囲にわたり対策工事が必要となり、ロックボルト工や簡易法枠工などを実施した。さらに20年度の降雨により崩落箇所が拡大。結果的に対策工事に4年掛かり、開設事業の延長を余儀なくされた。
同線の完成により林業の生産性向上が期待される。また地元から付近の災害対策の要望があり、同線を経て治山施設を整備することが可能となる。
















