自民党県支部連合会(茂木敏充会長)、とちぎ自民党議員会(岩崎信会長)は23日、2026年度当初予算に対する要望書を福田富一知事に提出した。95の重点事業に1567億3816万円を要望。公共事業費(県単含む)は県土整備部、農政部、環境森林部合わせて701億2543万円。政調上乗せでは県土整備部の県単公共事業費に24億円を要望したほか、公共事業関連調査費6億円、緊急防災・減災対策10億円など総額49億8256万円を要望。インフラトレーニングセンター設置費や学校空調設備、日光自然博物館エントランス棟、繊維技術支援センターの整備費などを求めた。福田知事は2月4日に回答する。
公共事業費の部局別要望額は県土整備部の公共事業費(補助)が412億5288万円、県単公共事業費が151億8497万円。県単の上乗せ分は昨年に比べさらに6億円の追加を求めた。
農政部の公共事業費(補助)は88億9744万円、県単公共事業費は2億4742万円。県単で3000万円を上乗せ要望した。
環境森林部の公共事業費(補助)は42億4939万円、県単公共事業費は2億9331万円。県単に3000万円の上乗せを求めた。
公共事業関連調査費は全額が上乗せ要望で、県土整備部の6億円のほか農政部2000万円。環境森林部にも2000万円を要望した。
県土整備部の緊急防災・減災対策事業は30億円。堤防強化や堆積土除去、土砂災害対策など流域治水のさらなる推進を求めた。
インフラトレセン設置事業は2744万5000円。建設DX推進は2億円の上乗せを含む4億7520万円。
広域公共交通連携検討事業は2000万円。宇都宮市が進めるJR宇都宮駅西側へのLRT延伸計画に併せた公共交通ネットワーク広域化の取り組みを要求した。
「文化と知」の創造拠点整備推進は6965万円。誰もが利用しやすく誇りに思える施設となるよう事業の推進を要望。PFI活用など民間ノウハウの導入を検討し、地元企業や団体の参画を促す持続可能な整備運営のあり方の検討も求めた。
県庁舎周辺整備は検討事業費627万6000円とともに道路整備調査費5000万円。シンボルロード拡幅と併せて地域の活性化につながる整備を要望した。
繊維技術支援センター(足利市)の整備は2036万2000円。老朽化が進んでおり、県内繊維産業の振興に貢献する施設となることを求めた。
県庁舎等長寿命化推進事業は27億2773万円。県立学校施設長寿命化推進事業は21億7491万円。
第3期高校再編計画施設整備は45億1854万円。県立学校空調設備整備事業は8億944万円(政調上乗せ3億5200万円)。猛暑で熱中症リスクが高まるなか、指定避難所としての役割がある体育館などへの空調設備の計画的な整備を要望。
特別支援学校校舎等整備は、富屋特支校の狭あい解消や老朽化した食堂棟の建て替えなどに6億5689万円。
日光自然博物館エントランス棟整備は3000万円、奥日光地域アクセス新モビリティ導入検討事業は2633万円。情報発信拠点の日光自然博物館の機能強化を図るとともに、持続可能な地域づくりに向けた新たなモビリティの検討を求めた。
とちぎの元気な森づくり県民税事業14億4127万円、森林環境譲与税事業は2億9406万円。皆伐、再造林やスマート林業の取り組み強化を求めたほか、デジタルデータを駆使した戦略的林業へのモデルチェンジに1943万円を要望。
カーボンニュートラル推進事業24億7521万円(政調上乗せ350万円)。サーキュラーエコノミー移行推進事業は4124万円。製造業とリサイクル業を結びつける取り組みなど移行のための基盤づくりを求めた。
農業生産施設設備の支援を含む園芸大国とちぎフル加速総合対策事業9億2502万円(政調上乗せ4000万円)、とちぎ次世代スマート農業・DX推進事業1億8087万円、とちぎの未来を拓く農業担い手総合対策事業7億9477万円。
県立病院あり方検討に100万円を要望。社会福祉施設等整備助成12億4150万円、介護基盤整備等事業17億2953万円を求めた。
交通安全施設整備は上乗せ2億3900万円を含む19億2785万円。信号機の適正な新設更新や老朽化した道路標識・標示の更新などを要望。警察装備資機材整備として2200万円を全額上乗せで要望。暑熱対策用の資機材の充実を求めた。
このほか、県庁共創オフィス・デジタル基盤整備事業9990万円、とちぎDX推進体制強化事業8310万円。
戦略的企業誘致推進プロジェクト事業45億5733万円。とちぎ技能五輪ネクスト世代育成事業1269万円。
「選ばれるとちぎ」の実現に向けた移住定住促進事業に1億3716万円、わがまち創生・交流促進事業に1億円、日光杉並木街道次世代継承事業に400万円を求めた。
政策要望は人口減少・少子化対策、県内経済活性化、安全安心な地域社会づくりなど9項目。警察関係施設については宇都宮中央、大田原署のほかに下野、さくら署など築50年を経過する施設があり、整備計画の策定と早急な整備推進を要望した。(政策要望は後日掲載)
















