栃木市は、第3期定住自立圏共生ビジョン(2026~30年度)の素案をまとめた。30年度整備率88%の栃木インター西産業団地開発は47億4285万円、東北自動車道や北関東自動車道のインター周辺開発は43億3957万円、生活道路舗装補修は各年度2億円ずつ5年間で10億円を投入。30年度に着手する大平総合支所複合化は基本計画策定委託に900万円を見込んでいる。
定住自立圏構想は地方圏から都市圏の人口流出を食い止め、地方圏の人口定住を促進。市は総務省の「広域的合併を経た市」の特例措置に該当。中心地域の旧栃木市と近隣地域の大平、藤岡、都賀、西方、岩舟の旧5町での合併1市圏での推進が認められている。
中心地域と近隣地域が地域特性に基づき、暮らしに必要な機能を「集約とネットワーク」を圏域全体で確保。合併で生み出された連携交流を拡大し、誰もが安心に「定住移住」できる環境を整備。「自立」する基盤整備を培い、全体の都市の魅力を高める。
東北道栃木IC隣接地の西産業団地造成は面積50ha、地権者171人。経済を活性化し、雇用を創出。平川産業団地造成は28年度の完成を目指し、9億8194万円を投じる。北関東道直結の都賀IC周辺の22・7haを土地区画整理手法で開発中。
IC周辺は地理的優位性を生かし、産業物流拠点を造成。東北道に佐野藤岡IC、栃木IC、都賀西方スマートICが、北関東道には都賀ICが接続。南部を国道50号が東西に、北部は国道293号が通過。交通の要衝であり、東京から60~80㎞圏が強み。
藤岡総合支所複合化は28年度に着工し、31年度完成までの総事業費が30億8413万円。26年度が基本設計と用地測量、27年度は実施設計と用地取得、28~31年度が施工期間。旧庁舎は29年度に解体設計、30~31年度で解体撤去の見通し。
都市計画道路3・4・203号今泉泉川線(今泉町1丁目~日ノ出町)は延長950m、幅員16~24mを築造。29年度の完成を見据え、26年度から4年間の事業費が12億7090万円。3・3・3号小山栃木都賀線~市道1030号線を結ぶ。
市道1024号線(皆川城内町、大皆川町)は延長900m、幅員10・25mに拡幅。30年度目標値77%、5億2800万円を注ぐ。市道2033号線(都賀町合戦場)は歩道延長290m、両側歩道2・5m(全幅12m)。30年度完成の5億2520万円。
市道2089号線(大平町富田)は市道1051号線と市道2092号線交差点を結ぶ区間の用地を買収。延長780m、幅員12mに拡幅。26年度2100万円、27年度1億2500万円の計1億4600万円。財源に社会資本整備総合交付金を活用する。
市道1073号線(藤岡町赤麻)はⅠ工区の歩道延長540m、片側歩道2・5m(全幅9・5m)。30年度の目標値44・7%、5年間で1億4160万円。総延長は1200mで計画し、Ⅰ工区を先行。藤岡学校通りと呼ばれる通学路の安全を確保する。
市道1033号線(平柳町3丁目、大宮町)は歩道延長640m、片側歩道2・5m(全幅9・5m)に改良。主要地方道栃木二宮線~宇都宮栃木線間の大宮北小学校東側の歩車道を分離。30年度の目標値8・8%、投資額8950万円を試算した。
台風や集中豪雨時の浸水被害を軽減する雨水浸水対策は30年度の整備率14%で投資額2億4000万円。田んぼダムの30年度目標値は354ha、各年度900万円を予算化。土地改良区の協力を得、田んぼへ排水調整桝を設置。ピーク時の出水を抑制する。
県南部に位置し面積は331・5平方㎞、東西22・3㎞、南北33・1㎞の南北に細長い形状。北部から東部は平地、西部は三毳山や岩船山、中央部に太平山、南部には渡良瀬遊水地が立地。渡良瀬川、思川、巴波川、永野川が流れ、自然景観が豊かな地。
















