つくば市は、周辺施設との複合化を図る谷田部小学校(谷田部2938)について、延べ床面積約2万㎡規模を想定している。配置計画については、教育環境や駐車場、工事動線等を踏まえて3つのゾーニング案を提示。学校は3階または4階建て、市民利用施設に関しては2階または3階建てを検討している。今後は7月ごろ基本構想を策定。2032年4月の供用開始を目標に、27~28年度に基本設計・実施設計をまとめ、29年度から3カ年で施工を進めていく計画。
建設地が、旧谷田部庁舎跡地および谷田部小学校、敷地面積約3万7000㎡となる。施設は学校部分が約1万3500㎡、市民利用施設を約6500㎡、合わせて約2万㎡規模を想定。敷地北側の工作物を移設または撤去し、谷田部小、谷田部総合体育館および市民ホールやたべの機能を集積化する。
必要諸室としては、学校専用施設が普通教室・特別支援教室、理科室、外国語教室、被服室)、管理諸室等、児童活動室、事務室など。生活科室、特別活動室、音楽室、図工室、図書室、PC室については、新たに市民向けの開放を検討。
アリーナ・ホール、調理室、事務室、会議室・研修室等は複数施設に近しい機能が備わっているため、統合による面積減が可能となる。その他、市民利用施設には弓道場、柔剣道場、卓球場、トレーニングルーム、更衣室および窓口センターを設ける見通し。
ゾーニングについてはA~C案の3つを提示。A案では南北に駐車場(計200台)を分散し、市民と児童の動線が重なる入り口部分に交流広場を配置。校舎が4階建て、市民利用施設を2階建てとする。
B案に関しては校舎3階建てを優先して配置。普通教室および特別支援教室はすべて南面配置が可能となる。駐車場は南北に計130台を設ける想定。市民利用施設についても3階建てを見込む。
工事期間中に学校のグラウンドを確保できるC案においては、校舎を4階建て、市民利用施設については3階建てで計画。駐車場台数は南側に280台と最も多いものの、施工中の工事ヤード確保が困難になる。
第2回谷田部小学校外基本構想策定委員会では、小アリーナ(ホール)の座席数について質問があり、可動式座席300席+パイプ椅子200席程度を想定しているとの回答があった。また、敷地の狭あい、防災機能を懸念する声や、体育館・市民ホール側への駐車場整備を求める意見などが出た。
第3回委員会では管理運営手法やコスト試算、基本構想の骨子案について議論を行う。開催時期については当初2月を予定していたが延期となる見込み。パブリックコメントを経て7月をめどに基本構想(案)をまとめる。基本構想策定後は大規模事業評価を実施する予定。基本設計・実施設計を27~28年度でまとめ、29年度から3カ年で施工を進める。
建設中の教室数不足に関しては、グラウンドへのプレハブ校舎増築で対応する。32年4月の供用開始後、既存校舎の解体およびグラウンド整備に着手。総合体育館および市民ホールについても施設の完成後、将来的に解体する方針。

















