岡谷市は26日の市議会全員協議会で、川岸学園の認定こども園建設等を行う第3期工事費が昨年11月公表時点から1億9870万円膨らみ、14億1770万円となる見通しを報告した。費用は2026年度当初予算で措置し、4~6月に入札契約手続きを実施する。2027年9月の竣工、28年4月の開園予定に変更はない。
市は昨年11月、基本設計段階で9億2220万円としていた第3期工事の費用について、建築費等の上昇や、第2期工事で予定していた一部工事を振り替えたことにより、12億1960万円に膨らむ見通しを示していた。今回は1月時点の再積算額を公表。増加理由は「実施設計による積算額に直近の建設物価の状況や今後の上昇見込み等を反映した」と説明した。
■S造一部2階、延べ1540㎡
施設は公立の幼保連携型で、構造・規模はS造1~2階建て、延べ1540㎡、建築面積1138㎡。設計担当はエーシーエ設計・サイトJV。
工事費の内訳は、こども園の建築工事が9億700万円(昨年11月時点は7億8670万円)、電気設備工事が9670万円(同7680万円)、機械設備工事が2億7000万円(同2億2450万円)。学校整備分で外構工事が8940万円(同8510万円)、西部中学校改修および一部解体工事が5460万円(同4590万円)。
ちなみに備品購入費については昨年11月時点で2億2710万円としていたが、精査により1億9719万円に圧縮した。内訳は学校分1億3309万円、こども園分6410万円。
■外観はレンガ調、武井武雄作品を随所に
また、こども園の外観イメージ等についても報告した。外観は日本最大の製糸工場であった川岸地区にゆかりのある旧片倉組の本事務所のレンガ調をイメージ。岡谷市出身の童画家・武井武雄氏の作品をモニュメントやステンドグラスなど随所にちりばめる。園舎北側(現在の川岸小学校第二体育館跡地)の高台には、園児や児童が自然を感じ、遊び学べる「自然学習広場」を整備。簡単な木製遊具を配置したり、木製チップを敷き詰めた回遊路を設ける。
















