市貝町は2026年度、町の総合計画「第7次振興計画」の策定に着手する。25年11月に就任した軽部修市貝町長は本紙のインタビューに答え、就任1年目に計画策定。就任期間に合わせ前期3年、後期4年の総合計画に公約5項目の施策を盛り込む考え。道路を中心としたインフラ整備に注力し、県が4車線整備に着手した主要地方道宇都宮茂木線市貝バイパス沿いに産業団地や宅地開発を誘導。道の駅は敷地を1・5倍に拡張し全面リニューアルを構想する。芝ざくら公園はアクセス道路整備の進捗を図り、花木を植栽して1年を通して来訪者を呼び込む観光施設を目指すと述べた。(2面に軽部町長インタビュー)
公約5項目は①子育て支援の拡充②安全安心のまちづくり③高齢者が元気に安心して暮らせるまちづくり④行財政改革⑤チーム行政体制・DXの推進。
軽部町長は人口減少と高齢化に危機感を示し、雇用機会と定住人口を増やすため4車線拡幅工事の始まった宇都宮茂木線市貝バイパス沿線を候補地に総数100戸程度の宅地開発を町の施策として展開していく考えを示した。
開発は1カ所5000平方m規模で15~25区画。子育て世帯を中心に清原工業団地や芳賀・高根沢工業団地従業員の通勤需要に応える。
開発は100戸規模を一度に分譲するのではなく、住宅取得者の年齢構成やニーズを考慮し15~25区画規模の開発を段階的に進めていく計画。
道路整備では宇都宮茂木線と一般県道市塙北長島線を南北に結ぶ町道谷中東線の拡幅改良を継続。市貝バイパスの4車線の機能強化を補完。宅地開発と連動し南北方向への利便性を高める。
市貝バイパス沿いの道の駅「サシバの里いちかい」は、町役場北側の宇都宮茂木線沿いに14年4月に供用。敷地面積3・9haにトマトに代表される新鮮な農産物を提供する直売所、農産物加工所、まちおこしセンターなど木造平屋建て4棟で構成する。
市貝産の新鮮な農産物は来訪者に好評で購入者の増加とともに、直売所340平方mが手狭となってきた。
農産物を生かしたメニューや加工品の開発を踏まえ、加工所や農村レストランなど施設の全面リニューアルを構想。施設のレイアウトを見直し、砂利敷きの駐車場の活用や隣接地の用地取得を含め休日の駐車場不足に備える。
芝ざくら公園は開花時期4~5月の1カ月間に来訪者が集中。町唯一の観光名所で年間を通じ来訪者を呼び込むための環境整備を計画した。
芝ざくらと芳那の水晶湖(塩田調整池)の観光資源を生かし、周辺に花木を植栽。園路を再整備し公園内の周遊性を高める。良好な展望など利点を生かした星空観測への環境醸成など付加価値を高める。
町は新年度予算でアクセス道路の整備に2億円を配分する見通しで、28年度の完了を目指し大型観光バスなど通行需要に応える。
















