記事

事業者
茨城県つくば市

陸上競技場3カ年57億/香取台小増築には24億/当初予算案

2026/01/31 日本工業経済新聞(茨城版)

 つくば市(五十嵐立青市長)は30日、2026年度当初予算案を明らかにした。(仮称)陸上競技場整備事業では、工事費に3カ年総額57億7650万7000円の継続費を設定。香取台小学校校舎増築事業には2カ年継続費24億987万円を組んだ。つくば西スマートIC周辺地区の産業用地開発では委託費9978万1000円を投じて測量を行い、事業者公募に向けた準備を進める。新規事業としてアーバンスポーツ施設整備や生ごみ等資源化検討にも着手する。


 (仮称)陸上競技場の整備地が、上郷高校跡地(上郷2494-3)の敷地面積約7・2ha。公認種別が第4種公認(第3種相当整備)となる。競技場は全天候型舗装8レーン(直線のみ9レーン)の400mトラック1面、天然芝インフィールド。メインスタンド442席やバックスタンド300席、芝生エリアなどを備える。あい造園設計事務所・増山設計・申建築設計事務所JVが設計を担当。28年度末の供用開始を目指して整備を進めていく。工事費として57億7650万7000円、監理費には6079万8000円の継続費(26~28年度)をそれぞれ組んだ。

 香取台小学校(島名1716)では2カ年継続費(26~27年度)として総額24億987万円を設定し、児童数増加に伴う校舎増築を実施。増築規模がRC造3階建て、延べ床面積3113・94㎡を見込む。横須賀満夫建築設計事務所・エムスタイルJVが設計をまとめており、28年4月の供用開始を目指す。

 産業用地創設事業においては測量委託費9978万1000円を投入。つくば西スマートIC周辺地区(高須賀・上郷地区)の敷地面積約74haを対象に、事業者公募・決定に向けた準備を進めていく。25年度に実施したサウンディング調査には9者(グループ含む)が参加。誘致業種としては情報通信業(データセンター)のほか、製造業、物流業、研究開発施設などが挙がった。

 新規事業では、アーバンスポーツ施設整備事業で設計業務委託費246万円を充当。26年度に設計をまとめ、27年度に工事を実施する。生ごみ等の資源化のあり方検討業務委託費としては2カ年継続費999万円を設定している。

 土木費には▽台町萱丸線道路改良工事費=1億8840万8000円▽酒丸上沢線道路改良工事費=1億7102万8000円▽橋梁長寿命化修繕工事費=1億4500万円▽橋梁調査業務委託費=8900万円-などを編成。

 予算規模に関しては一般会計が1227億1000万円で、前年度比461億5000万円(3・6%)の減。(仮称)中根・金田台地区小学校建設事業などの終了に伴い8年ぶりの減額ではあるものの、陸上競技場整備事業や小中学校長寿命化修繕事業の事業費増額により、過去2番目の予算規模となった。

 水道事業会計は収益的支出61億2906万6000円、資本的支出52億3536万1000円。下水道事業会計については収益的支出99億477万1000円、資本的支出87億7031万5000円となる。


 主な事業

◆(仮称)陸上競技場整備事業・工事費(26~28年度継続費)=57億7650万7000円

◆香取台小学校校舎増築事業(26~27年度継続費)=24億987万円

◆産業用地創設事業・測量委託費=9978万1000円

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら