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山梨県峡南建設事務所

法面崩落し工事実施へ/県道雨畑大島線で災害復旧

2026/01/31 山梨建設新聞

 県峡南建設事務所身延支所は、県道雨畑大島線で災害復旧工事を行う。早川町雨畑地内の同線で、法面崩落が発生した。復旧に向けて現在は、設計業務に着手している。今後は設計成果品をもとに工法の検討や必要な予算を確保して、2026年度から災害復旧工事に移る見通しとしている。

 25年12月31日に、早川町雨畑地内を走る県道雨畑大島線の一部において法面崩落が発生した。崩落に伴い、法面から崩落した土砂が県道を塞いだ状態となった。崩落箇所は、同線の鳥矢トンネルが近隣に位置している。

 崩落は31日の朝方に発生したとみられる。崩落時は、倒木の除去や土砂の撤去作業などに対応した。現道では現在、通行止めの措置が取られている。対象箇所の法面の状態は、とても軟弱で風化が進んでいる。

 現在は、近隣の雨畑ダムに堆積した土砂を大型車で運ぶ河川内の運搬路を迂回路として供用中。迂回路は河川内を通行する形となるため、夜間の安全面に考慮して21時以降は通行止めとしている。

 現地の崩落箇所においては、法面施工としてモルタル吹き付けを行った。これに続いて現地では、ボーリングによる地質調査を実施。

 今後の動きとして2月のはじめからは、法面からの落石を防止するため、ネットの設置工事に移る予定としている。

 現在進めている設計業務では、現地の状況を把握する中で適した工法を具体化していく。

 設計業務については、山梨技術研究所が担当して策定する。成果品は6月30日に納品される。

 今後は設計業務による成果をもとに必要な予算を確保する。26年度中から災害復旧工事に着手するとしている。


【写真=法面崩落時の現場、法面施工中の様子】

法面崩落時の現場 法面施工中の様子

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