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千葉県君津市

野球場核に6ゾーン/ボールパークの方針明かす/君津市 千葉ロッテファーム移転PJ

2026/02/03 日刊建設タイムズ

 君津市は、「千葉ロッテマリーンズ(球団)ファーム本拠地移転プロジェクト」において野球場を中心としたボールパークに位置付けている(仮称)貞元総合公園の整備方針などを明らかにした。整備方針では、園内をスタジアムゾーン、エントランスゾーン、広場ゾーン、クラブハウスゾーン、トレーニングゾーン、付加価値ゾーンに区分。スタジアムゾーンは、2軍公式戦で利用可能な3000席程度の野球場に、チケット売り場、飲食売店、物販店舗を併設し、野球場外周に散策路やランニングコースを設置する。

 付加価値ゾーンでは、スタジアムゾーンと連携した公園の魅力を高める機能を検討する。

 そのほかのゾーンの整備内容は▽エントランスゾーン=駅からのアプローチ空間、地域住民用公共施設、屋内型遊戯スペース、食堂▽広場ゾーン=芝生広場、子ども向け遊具、避暑スペース、ステージ広場▽クラブハウスゾーン=カフェ、会議室、食堂(球団用)、ロッカー(同)、トレーニングルーム(同)▽トレーニングゾーン=練習用野球場、ハーフフィールドの屋内練習場、投球練習場、バッティングゲージ、アジリティフィールドーーなど。

 さらに、防災公園の機能として、避難スペース、応援物資などの集積エリア、防災関係機関の集結・活動エリアを確保するとともに、備蓄倉庫、耐震性貯水槽、非常用井戸、マンホールトイレ、防災ベンチなどを整備する。

 市によるスタジアムなど施設整備費として150億円を試算。30年間の球団使用料、個人版・企業版ふるさと納税、国の補助金・交付金などを充当し、負担軽減を図る。

 整備手法として、デザインビルド方式を採用する方針。

 年度内に基本計画をまとめ、2026年6月に整備事業者の公募を開始し、同年度内の選定を予定。27年度に施設の基本設計と実施設計、土壌改良工事、造成工事、28年度に施設工事を実施し、29年度の開業を目指す。

 貞元総合公園の整備予定地は、貞元・中富地内の約14・8ha。このうち、選手寮を除く約14・4haを総合公園とし、5月の都市計画決定、6月の事業認可取得を予定している。

 1日には、小櫃公民館と上総地域交流センターで「まちづくりタウンミーティング」を開き、市民に対して移転プロジェクトの情報共有、30年度までを期間とする総合計画の概要説明、グループワーク、市民アンケートの結果報告などを行った。

 今後は、5日午後6時半から生涯学習交流センター、7日午前10時から清和地域拠点複合施設「おらがわ」、同日午後2時から小糸公民館で同様の「まちづくりタウンミーティング」を開催する。

 なお、「(仮称)貞元総合公園整備基本計画および造成設計業務」は、NiX JAPANが3月25日まで担当している。

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