山本一太知事は3日、県庁で記者会見を開き、2026年度当初予算案を発表した。新規事業として高崎警察署移転新築整備へ向けた測量・補償物件調査と不動産鑑定評価委託料へ2902万9000円、上信越高原国立公園施設整備工事費には2億2000万円、水産試験場アユ種苗生産施設基本設計委託料については1835万9000円を盛り込んだ。
山本知事は予算編成に当たって「40時間以上かけて議論してきた。県議会に対し丁寧に説明していきたい」と話した。
一般会計予算総額は8486億円で、08年度以降では最大の予算規模となる。一般会計予算総額のうち、投資的経費は1037億7069万3000円で対前年度比0・3%減少した。
高崎警察署は移転新築に向け来年度に用地調査などに着手する。建設地や施設規模はこれから具体化する。
上信越高原国立公園施設整備工事は、トイレ棟の新設と既存トイレの撤去を行う。総工費は6億6000万円で、26年度は基礎工事を実施し、28年度に4億4000万円を充て本体工事を計画する。
水産試験場アユ種苗生産施設基本設計は老朽化した稚魚生産棟と餌料培養棟の一体施設整備に向けて行う。
県土整備部においては災害レジリエンス№1の実現へ総額214億3879万円を盛り込む。氾濫対策の推進に40億8425万6000円を充て、利根川(前橋市、高崎市、伊勢崎市、渋川市、玉村町)や休泊川(太田市、大泉町)などの河川整備を進める。
大規模災害を想定した事前防災の推進には169億9673万4000円を計上。土砂災害リスクを軽減させるため夏保沢(沼田市)、小日向1地区(みなかみ町)などで防災インフラ整備を実施する。また▽上信自動車道(吾妻東バイパスほか)▽西毛広域幹線道路(高崎工区ほか)-などで災害時にも機能する強靱な道路ネットワーク構築を進める。
このほかの建設関連主要事業は次の通り。
【地域機関庁舎状況調査】
2875万4000円を計上。対象となる施設は▽桐生合同庁舎▽桐生保健福祉事務所庁舎▽桐生土木事務所庁舎▽高崎合同庁舎▽西部農業事務所家畜保健衛生課庁舎-の計5施設。各庁舎の建て替えに向けた方向性を検討するため、個別建物の状況調査を行う。
【新たな文化拠点検討にかかる基本構想策定】
基本構想策定支援業務委託料3138万3000円を計上。統廃合施設や立地などを検討し、新たな拠点が提供すべき価値・役割を具体化するための調査を実施する。
【ぐんまこどもの国児童会館再整備】
25年度に策定する基本計画に基づき、展示設計や建築設計などを行う。展示設計委託料に1億7710万円、建築設計には2640万円を計上した。
【中部農業事務所病性鑑定施設実施設計】
建物を1棟建設し、内部に解剖スペースと焼却スペースを設ける。実施設計委託料として2600万円を計上した。
【Gメッセ群馬クリエイティブ拠点化プロジェクト】
施設整備計画策定委託料に5552万8000円を盛り込んだ。業務では施設整備への助言・提案などを行う共創パートナーの募集やパートナーとの協議を踏まえた施設計画・事業スキームの策定を行う。
【小児医療センター再整備】
実施設計委託料に5億8571万円、移転候補地の測量および鑑定委託料には1733万8000円を盛り込んだ。
















