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実践対策を事例から学ぶ/道建協北陸と県アス合協が安全講習会開く

2026/02/06 新潟建設新聞

 日本道路建設業協会北陸支部(道建協、堀吉伸支部長)は3日、新潟県アスファルト合材協会との共催による安全講習会を新潟市中央区の新潟東映ホテルで開催した。当日は31社から124人が参加し、北陸地方整備局や道建協による講演、両協会安全環境委員長から安全パトロール報告などが行われた。また2025年度の優良工事北陸地方整備局長表彰を受賞した東亜道路工業北陸支店の加藤重希氏(現場代理人)と、同局事務所長表彰に輝いた日本道路北信越支店の小島力氏(現場代理人)が事例を発表するなど、安全対策に関する実践的な取り組みや好事例を学んだ。

 冒頭、堀支部長は「道路は国民の命と生活を支える基本インフラとして、極めて重要な役割を担っている。その事業に関わるわれわれには生活インフラの守り手としての社会的使命が課せられており、会員各位には気位を持った業務への取り組みを今後もお願いしたい」とあいさつ。続けて「安全パトロール時の指摘事項を受け止めて事故防止、安全レベルの向上につなげてもらいたい。チーム・メンバー間での明確なコミュニケーションを維持し、異常や危険を即座に報告・情報共有する文化を育てることも重要。企業の存亡にも関わる事故、災害を自分事と捉え、その防止に積極的かつ真剣に取り組まれるようお願いしたい」と話した。

 北陸地整企画部の岩崎義一・工事品質調整官は、公共工事における安全施工の意義を説明し、北陸地整管内の事故発生条項や事例を紹介するとともに、墜落・転落事故の防止策、事故原因から見た公衆災害防止の着眼点などを解説。労働災害防止に向けた取り組み実施を促した。25年における北陸地整管内の事故発生状況(速報値)は、件数が45件で過去5年平均から29件減少、死亡事故は1件発生している。内訳は労働災害が28件、公衆災害が17件。事故分類別では過去5年間との比較で飛来・落下、建設機械等、取扱運搬、工具取り扱いの増加が目立つ。

【写真=堀支部長、安全に関する知見を学んだ】

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