吉岡町は、学校給食センター(南下1388-3)の建て替え事業について、発注手法を設計・施工一括のPFIに決定し、事業者の公募に向けて2025年度中にアドバイザリー業務を委託する。業務では、実施方針や要求水準書などの作成を行う。委託方法は現在、検討中としている。現時点での計画では、27年度中に事業者の公募を行い、28年度から設計・施工を行う想定。造成と建設で約15カ月を見込んでおり、31年9月からの供用開始を目指す。
建て替え事業は、既存給食センターの老朽化が著しく、施設の狭あい化が課題となっているため計画した。建設候補地は、北下地内にある明治小学校の北東側の民地で、面積は約4700㎡。
同事業では、本年度夏に基本計画案を公表し、パブリックコメントを経て基本計画を決定。同時期に並行して整備事業化に向けた事業手法調査を行っており、このほど事業手法を決定した。基本計画と整備事業化の調査業務は建設技術研究所(東京都中央区)が担当した。
基本計画では、建物構造と規模はRC造2階建て、延べ床面積2807・4㎡。建物南側の前面にトラック搬入などの開口部を設けたコの字型を計画している。配食規模は2500食で、食物アレルギー対応は調理能力の4%に当たる100食を目標値としている。調理エリアの床および厨房機器はドライシステムとし、厨房機器の熱源は、ガス式と電気式の熱源併用方式を採用する。また、災害時の炊き出しなど、防災活動が実施可能な施設を目指す。
さらに、施設に付随する機能として、ZEB Ready(省エネルギー率50%)取得を目指すこととし、再生可能エネルギーの導入として、太陽光発電を活用する計画となっている。
既存の給食センターは駒寄小学校(漆原1016)、明治小学校(北下433)および吉岡中学校(南下1383-2)の提供分を担当している。施設はS造2階建て、延べ床面積789㎡の規模。新耐震基準によって設計されているものの、1988年に完成した施設となるため、老朽化が著しい状況。また、児童数の増加により今後も調理数の増加が見込まれており、施設の狭あい化が課題となっている。既存給食センターでは、2022年度には外壁塗装工事や空調修繕工事と床の修繕、24年度に排水溝の修繕を行うなどの対応をしている。
同町では、25年12月補正予算で給食センター整備事業アドバイザリー業務委託料の債務負担行為の限度額を2824万8000円から3842万3000円に変更し、期間も2026年度から26~27年度に変更している。

















