「成田空港と地域の繁栄を目指す有志の会」(会長=山﨑和敏・安藤産業代表取締役)は6日、「『成田空港第2の開港プロジェクト』と圏央道開通を見据えた成田空港周辺市町の道路計画など」をテーマとする新春勉強会を多古町コミュニティプラザ文化ホールで開催した。第1部の基調講演で、小池正昭・前衆議院議員(自由民主党)と齋藤健・前衆議院議員(同)が登壇。小池氏は、2025年9月、自民党成田空港推進議員連盟内に『成田国際空港を拠点とした産業基盤強化プロジェクトチーム』を立ち上げたことを報告。これまでに3回の会議を開催したと説明した上で「空港の中だけでなく、エアポートシティ全体を国家プロジェクトに位置付けたい。解散総選挙後に次の会議を開き、方向性を取りまとめたい」と明かした。
空港づくりに関しては「市と町、そして広域行政の県が本気になったことが大きい」と評価し、「官民合わせ、地元が明確なビジョンを持って力強く行動して初めて、国家プロジェクトとして推進される」との見解を示した。
齋藤氏は「これほど可能性のある地域、これから絵を描ける場所はめったに無い。その絵を実現できるよう、皆さんと連携していきたい」と述べた。
第2部の講演では、四童子隆・県県土整備部長、堤啓・千葉国道事務所長、石田東生・筑波大学名誉教授・特命教授が講師を務めた。
四童子部長は、道路ネットワークを取り巻く歴史的な経緯を踏まえつつ、北千葉道路など成田空港を取り巻く広域道路ネットワーク、24年9月策定の「成田空港周辺における道路整備計画」、自動物流道路について説明。「成田空港の『第2の開港』は、広域から地域までがシームレスにつながる機能的な道路ネットワークを構築する絶好の機会」と期待を寄せた。
堤事務所長は圏央道の整備状況や整備効果などを紹介。また、石田氏は「エアポートシティが拓く日本の国際競争力」をテーマに講じ、成田空港周辺地域について「日本で最も伸びしろの大きい都市圏」との見方を示した。
そのほか、椎名正明・県総合企画部次長がエアポートシティ構想の実現に向けた取り組み、片山敏宏・成田国際空港上席執行役員が成田空港のさらなる機能強化の進捗状況について説明した。
















