鹿沼市の松井正一市長は9日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計の規模は前年度比7・0%増の464億1000万円と過去最大。普通建設事業費は29・7%増の52億6890万4000円。新規は水田近代化施設基本・実施設計等、花木センターイベントスペース工事、西小学校地域拠点化設計、JR鹿沼駅自由通路調査設計、次期クリーンセンター基礎調査、市民文化センター整備基本計画策定、学校再編に伴う学童保育施設基本・実施設計(西小、南摩小、菊沢西小)、東部台防災広場整備計画策定を盛り込んだ。(3面に予算額)
松井市長は「第9次総合計画の初年度に当たり、市民の暮らしを守り鹿沼の未来を創造する積極的な予算。25年度当初比で30億5000万円上回り、豊かな自然と文化に包まれた人が輝き地域が輝く皆が住みたいまちを具現化する」と説明した。
土地利用型農業拠点となる水田近代化施設基本・実施設計等は4900万円。農業公社の受託需要を見据え、施設規模を拡大する。ライスセンター、農業機械格納庫、肥料農薬倉庫、管理事務棟を塩山町の現施設隣接地に拡充。経営面積600haに対応する。
花木センター再整備工事は継続費8億9831万5000円(26~27年度)。サツキの振興拠点の活性化を図るため、様々な催しに対応するイベントスペースを整備。①イベント②産業振興③実習体験④フラワー⑤野鳥の森⑥駐車場-各ゾーンを整備する。
西小学校地域拠点化は1億1987万4000円。27年度に加園小と統合する西小の長寿命化改修のほか、校地に東大芦川コミュニティセンターと学童保育館を併設。30年度の完工を目指し、総事業費19億円を見込む。設計を公告中で、3月下旬に特定する。
JR鹿沼駅自由通路調査設計は5521万2000円。鹿沼駅の広域交流拠点機能の強化へ東西自由通路の整備に向けた調査設計に着手する。次期クリーンセンターは基本構想策定前の基礎調査に債務負担行為限度額3500万円を設定した。
環境クリーンセンターは開設から30年が経過。10年後の再整備を見据え、現状のごみ処理上の課題、人口の変化に基づくごみの排出量や質の推計、施設規模の試算、処理技術の最新動向を調査。これらデータを基本構想策定の基礎資料に役立てる。
市民文化センター整備基本計画策定は1600万円。開設から41年が経過し、整備基本計画を練り上げる。学童保育施設基本・実施設計は2140万8000円。学校再編や学校併設学童保育施設の利用増に対応し、西小、南摩小、菊沢西小に3館を新設する。
東部台防災広場は、県上都賀農業振興事務所跡地(幸町1丁目)の解体と防災広場整備計画策定に8020万円。26年度は旧事務所解体に加え、敷地内の施設配置や動線の利用計画を策定。東部地域の広域防災倉庫と交流機能を持つ防災広場整備を計画した。
水道事業会計の資本的支出は16億8301万6000円(3・8%増)。重要給水施設配水管耐震化3億円(第2浄水場系、永野浄水場系)、口粟野第1浄水場紫外線処理施設設置1億2782万円、第1浄水場全面更新に伴う場内整備1億164万円。
下水道事業会計の資本的支出は16億1678万5000円(4・7%減)。黒川終末処理場再構築工事4億3800万円、御成橋・押原分区汚水管敷設工事等1億4238万円、管路整備工事9000万円(千手雨水第1幹線再整備等)。
















