那須烏山市の川俣純子市長は10日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は合併以降最大の133億7000万円で前年度比5・5%増。普通建設事業費は40・4%増の10億3554万3000円。ため池防災対策の設計や工事費、防災集団移転促進事業費を計上。新庁舎は多世代交流機能との複合化を目指し、民間活力導入可能性調査を実施。整備予定地の用地調査やJR烏山駅周辺雨水排水調査費も措置した。新産業団地適地調査、龍門の滝周辺施設改修設計、道の駅整備実現に向けた委員会設置費を盛り込んだ。(2面に予算額)
新庁舎整備費は6202万円。民活導入可能性調査や烏山駅周辺の建設予定地での用地、物件調査を実施。都市計画総務費では用途地域見直しに伴う都市計画決定図書作成に180万円、烏山駅周辺雨水排水調査に800万円を措置した。
新産業団地の適地調査業務委託は330万円。構想路線のつくば・八溝縦貫・白河道路を見据え、データセンターや製造業など誘致に適した産業を含めた調査を行い検討の基礎資料とする。
防災重点農業用ため池防災対策工事は1億5941万円、実施設計に506万円。工事は大和久の溜、西溜池、長田溜池、浅沢溜池の4カ所。設計は山根溜池、新田溜池、霧ヶ沢溜の3カ所を予定する。
団体営土地改良事業ではため池対策のほか、本郷堰撤去実施設計273万円、下江川地区揚水機修繕補助金286万円。
昨年10月に大臣同意を得た防災集団移転促進事業は8248万円。当初予算では民有地の宮原地区住宅団地の用地買収や物件移転補償を推進する。
龍門の滝周辺の施設改修では、老朽化した園路の手すりや擬木柵などの全面改修設計に500万円。道の駅の整備実現に向けては(仮称)稼ぐ農業創出実行委員会の設置費を計上した。
2年目の清水川せせらぎ公園整備は遊具やトイレ設置などの工事に7950万円。道路整備費は市道大金東原線など2億8820万円。
山あげ会館街路灯LED改修に1361万円。ゼロ予算事業では学校体育館への空調整備手法や年次計画を検討。27年度以降の実現を目指す。
水道事業会計の資本的支出は4億5986万円(前年度比2%減)。上水道整備費は2億6154万円。
下水道事業会計の資本的支出は2億2410万円(15・6%減)。下水道整備費は3438万円。
















