伊那市は13日、2026年度当初予算案を発表した。4月に市長選挙を控えているため骨格編成で、一般会計における普通建設事業費は前年度当初比43.8%減の29億2609万円。小中学校の老朽化対策に5億7245万円、東春近公民館改修に1億4700万円、私立伊那保育園建て替えに対する補助金1億6738万円を計上した。
学校老朽化対策では美篶小、西春近南小、春富中の3校で改修工事を行う。予算の内訳は小学校分が工事費3億581万円、工事監理委託料1083万円。中学校分が工事費2億4706万円、工事監理委託料874万円。これと別に空調設備設置事業費として小学校分で工事費3652万円と設計・監理委託料496万円、中学校分で工事費2188万円と工事監理委託料79万円も計上した。なお、学校老朽化対策では27年度に伊那北小、富県小、伊那中で工事を計画しており、26年度に設計を行う予定。事業費については肉付け予算で対応する。
東春近公民館の改修には工事費1億4100万円と工事監理委託料600万円。1996年に建設された建物の長寿命化工事と併せて照明LED化工事を行う。設計担当はシティプランニング(伊那市)。
社会福祉法人花いちもんめが運営する私立伊那保育園(伊那市山寺3187)の建て替え事業は27年度までの2カ年で計画されており、予算案では歳出で5021万円、27年度の債務負担行為で1億1716万円を措置した。施設の老朽化に対応するもので、新園舎は敷地内の別の場所に建設する計画。仮園舎の設置は想定していない。同法人では26年度に設計、27年度に工事を行う予定。
このほか土木関係で伊那バイパス、伊駒アルプスロード、環状北線の整備促進に1億3266万円、地元要望に対応した舗装修繕事業の集中施工に7850万円、高遠町藤澤荒町地区の国道152号道路改良に伴う防火水槽移設に3509万円、伊那インター工業団地の進入路となる市道藤山線の道路改良に向けた測量設計に2500万円、伊那北駅の整備に向けた調査設計に1633万円。
建築関係で本庁舎ソーラーカーポート設置工事に7940万円、高遠さくらホテル改修工事に3497万円。
■手良小調理場改修は前倒し
26年度の主要事業の一つである手良小学校の給食調理場改修工事については、25年度3月補正で費用を前倒し。工事費3億2000万円と施工監理委託料400万円を計上し、全額を繰越明許費とした。実施設計業務はこれからだが、耐震診断業務を担当したワイズ創造研究所(伊那市)と随意契約する予定。6月議会に工事契約議案を提出できるよう入札手続きを進める。
26年度一般会計予算案の普通建設事業費の区分内訳は、補助事業費が5億1639万円で前年度比79.7%減、単独事業費が24億970万円で9.2%減。一般会計の総額は371億1600万円で3.5%減。
















