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長野県駒ヶ根市

保育園建設やキャンプC改修/普通建設費40%増の25億円/26年度予算案

2026/02/18 長野建設新聞

 駒ヶ根市の2026年度予算案は一般会計における普通建設事業費が25億9794万円。新保育園建設、駒ヶ根キャンプセンターリニューアル、馬住ヶ原運動場改修、都市計画道路整備などにより前年度当初比で7億4684万円、率にして40.3%の大幅増となった。

 新保育園は美須津保育園(赤穂11964-1)と赤穂南幼稚園(赤穂8863)を統合し、赤穂南幼稚園を取り壊した跡地(敷地面積2798㎡)に建設する。工事期間は26~27年度の2年間。予算には歳出で設計費930万円、新園舎建設工事費3億2870万円、工事監理費400万円、赤穂南幼稚園解体工事費4300万円の合計3億8500万円を計上。建設工事費と工事監理費は継続費を設定しており、27年度分は建設工事費が4億9305万円(26、27年度の総額は8億2175万円)、工事監理費が600万円(同1000万円)。

 設計業務は倉橋建築計画事務所(松本市)へ委託しており、9月に完了予定。施設はS造平屋建て、延べ面積は950㎡程度を見込む。新園舎の建設工事は26年12月~28年2月までの約13カ月を想定。28年4月の開園を目指す。

 解体する赤穂南幼稚園は1973年建設で、S造平屋、延べ729㎡。解体に伴う設計はCOM建築設計事務所(駒ヶ根市)が担当。子ども課は「まだ調整事項が残っており、年度明けただちに発注とはならないと思う。設計がまとまる秋までに完了できるよう進める」と話した。

 駒ヶ根キャンプセンターリニューアルには1億8200万円。赤穂地区の太田切川沿いにある同センターは、管理棟、コテージ10棟(6人用)、常設テント20棟(5人用10棟、10人用10棟)、ツリーハウス10棟(5人用)、キャンプサイトなどで構成。建物全般について模様替えや屋根の葺き替え、トイレ洋式化などを行う。設計担当はシティプランニング(伊那市)。

 馬住ヶ原運動場の改修には5億9100万円。12月補正予算で債務負担行為を設定し、2月10日に工事入札を執行。ヤマウラ・窪田建設・小澤建設JVが4億9000万円(税抜)で落札している。施設は2028年の国民スポーツ大会でホッケー競技会場に決まっており、今回の工事ではグラウンド全面をホッケーに合う砂入り人工芝に改装。一部には陸上競技用トラックを入れ、多目的利用にも対応する。また、斜面部分も防草シートを張るなど整備する。トイレや更衣室の改修も併せて行う。設計担当はゼンシン(駒ヶ根市)。

 道路整備では都市計画道路中割経塚線の物件調査などに2億911万円を計上したほか、道路改良事業に8200万円、道路維持事業に7622万円、道路舗装事業に1億8000万円、交通安全施設整備事業に1億6712万円、橋梁長寿命化修繕事業に1億644万円。また、繰越や国補正活用分で2億5600万円。

 このほか、竜東土地改良基盤整備事業費1億8500万円、市営住宅長寿命化事業費(公営住宅老朽化対策工事を含む)8745万円、公園施設長寿命化対策支援費(南割公園、丸塚公園ほか)4970万円、旧竹村家住宅保存修理工事費2890万円を盛り込んだ。

 一般会計の普通建設事業費を区分にみると、補助事業費が7億9105万円で前年度当初比297.2%増、単独事業費が18億689万円で9.4%増。一般会計に占める普通建設事業費の割合は13.9%で、前年度から3.5ポイント上昇した。一般会計の総額は186億6000万円で4.6%増。

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