県は18日、2026年度当初予算案を発表した。特別・企業会計を含んだ公共事業費は1170億6800万円で、前年度比5・9%増となる。阿見実穀地区工業団地の造成へ173億円を投じるほか、常陸太田市内の(仮称)真弓トンネル本体工に99億9000万円の債務負担行為を設定。新県立病院関連事業では基本計画策定費3500万円を計上する。投資的経費は1555億8400万円で、古河警察署、神栖特別支援学校の整備進捗により4・8%増加した。(2・3面に関連記事)
公共事業費のうち、国補公共事業は同比4・0%増の827億2900万円。内訳は補助事業が657億3700万円(前年度比4・5%増)、直轄事業負担金は169億9200万円(同比2・4%増)と。県単公共事業については343億3900万円で(同比10・6%)増となる。
当初予算案での主な事業では、阿見町実穀地内での新たな工業団地の造成へ173億700万円を投じ、用地の取得等を進める。約69haの開発(分譲面積約50ha)を予定し、全体事業費には約271億円を想定する。
常陸太田市道0139号線の(仮称)真弓トンネルの本体工には27年度~29年度の債務負担行為を設定。また道路関連では、主要地方道常陸那珂港山方線でJR水郡線交差部の整備をJR東日本に委託するため27~33年度まで70億円の債務負担行為を設定している。
新規事業では、県立病院関係事業として、新規で3500万円を付け基本計画を策定。また、建設用地の測量調査・取得等を県土地開発公社に委託して行うため26~31年度の債務負担行為に32億3000万円を充てる。
カシマサッカースタジアムの在り方調査検討事業では4800万円を新規計上。新スタジアム建設に向けた整備方針・内容等を検討するほか、民間活力導入可能性調査を実施し、基本計画を策定する。
茨城空港ターミナル拡張検討事業として3200万円を充て、検討会議を設置し、課題や拡張方策等の検討を進める。
TX土浦延伸構想推進事業では、延伸効果のさらなる磨き上げに3800万円、次期交通政策審議会を見据えた追加調査に8000万円を充てる。
湊鉄道延伸支援事業には900万円。五浦美術館リニューアル事業として実施設計費4900万円を盛り込んだ。
下水道事業会計では、大規模下水道管路緊急改修事業に37億円を投じ、緊急度の高い要対策箇所の改修を実施。
水道事業会計では、水道広域化関連事業として事業認可取得など運営体制の構築に6億3500万円、浄水場等の統廃合に係る測量・設計、送水管布設等に16億600万円、水道基盤計画策定に1400万円をそれぞれ計上した。
なお、一般会計の総額は1兆3599億2400万円で、前年度比7・6%増となり、過去最大規模となる。

















