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基本計画策定に着手/南部小中一貫校と上諏訪駅西口広場整備/普通建設費73%増40億円/26年度予算案

2026/02/20 長野建設新聞

 諏訪市は18日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比13.8%増で過去最大となる258億円。このうち普通建設事業費は同比73.1%増の40億8769万円に膨らんだ。継続の文化センター大規模改修事業に19億3860万円を措置したほか、旧城北小学校解体に5億8436万円、旧東洋バルヴ諏訪工場建屋解体に3億3080万円を計上。南部地区小中一貫教育学校整備とJR上諏訪駅西口広場整備という大型事業の具体化に向けて、基本計画の策定作業も開始する。

 南部地区一貫校は「市内に3校(東部・南部・西部)の施設一体型小中一貫教育学校を配置する」という将来構想に基づき行うもの。諏訪南中の敷地(2万3936㎡)と西側に隣接する農地7000㎡弱を活用し、四賀小、中洲小、諏訪南中の3校を統合した一貫校を整備する。26年度は基本計画策定費として1529万円を計上。想定スケジュールによると27~28年度の2年間で設計、29~31年度の3年間で建設工事を行い、32年度の開校を目指す。なお、諏訪南中敷地と新たに確保する敷地の間にある市道53101号線も一体的な整備を検討する。

 学校関係ではこのほか、施設整備事業に6億900万円。旧城北小解体工事や各校のトイレ洋式化工事、四賀小の遊具更新工事、諏訪南中の地下タンク修繕工事などを行う。予算のうち工事費は小学校分が5億7119万円、中学校分が1100万円。

 上諏訪駅西口広場整備事業には基本計画策定委託料として歳出で1600万円を計上するとともに、26年度の債務負担行為で限度額2000万円を設定。交通結節点としての機能強化のほか、市民の積極的な活用を想定した「オープンな公共空間」としての機能を持つ広場として整備を進める方針。西口改札の新設についても検討する。

 文化センター大規模改修事業ではスワテック建設(諏訪市)による建築主体工事が昨年9月から現場着手しており、電気と機械設備工事については今月5日の入札で、それぞれ日栄電気(同市)とアクアテック杉村(同)を落札者に決めた。26年度は工事の進捗を図るとともに、併設するエネルギー棟(S造平屋180㎡)の新設工事を発注する。改修工事の工期は27年9月30日で、27年度中のリニューアルオープンを目指す。設計担当はアロー設計・三友ファシリティーズデザインJV。

 国民スポーツ大会関連事業費は4億82万円。諏訪湖ヨットハーバー施設等整備工事に2億9581万円、しんきん諏訪湖スタジアム改修工事に8162万円を計上した。

 このほか城南保育園の長寿命化改修工事に9321万円、公園施設長寿命化計画に基づく公園整備工事(3公園の照明施設更新、ジョギングロード更新など)に8650万円、武道館解体工事に5787万円。

 道路・河川整備関係では道路新設改良工事に1億1400万円、道水路等修繕工事に5700万円、河川改良工事に1億9500万円、河川浚渫工事に1800万円。また業務費で橋梁調査・点検委託に2700万円、国道20号諏訪バイパス整備予定地域における境界立会や測量など地籍調査関連委託に1908万円。

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