埼玉県測量設計業協会は17日、加須市内の加須農林振興センターで開かれた県農村整備課主催の「技術力向上研修(地下探査及び3次元計測技術)」に講師を派遣。県農林部技術系職員の技術力向上に貢献した。
埼測協が同課の研修に講師を派遣するのは初めて。参加したのは、各農林振興センターで事業や整備支援管理担当を務める幹部や技師ら18人。参加者は、これまで工事・委託発注から現場施工監理まで経験があったり、また、今後の業務に生かす技術力を身につけようと参加した。
研修に先立ち、県農村整備課技術管理担当の祖山高明主幹は「1年前に起きた八潮市内の道路陥没事故では、インフラ施設の適切な維持管理や老朽化対策の加速化が喫緊の課題であることを改めて認識させられた。また、大量のインフラ施設が更新の時期を迎えていることも社会的な課題となっている中で、効率的に調査を進めていくことが重要となっている。本日の講演内容は、こうした課題解決に資する技術の1つと考えている」と研修の意義を強調し、今後の業務に生かしてほしいと呼び掛けた。
次に埼測協の笠原俊也副会長は「八潮市の道路陥没事故でも明らかになったように、地下埋設物のデータは整備されていない。今回、協会員の富士測量(浅見祐二社長)が地下探査ができる先端機器を使い、機器の説明や実施実演を行う」と述べた。
研修は最初に、加須農林振興センターの職員が北川辺領地区と島中領地区の概要を説明。続いて富士測量の社員が、3次元計測技術の機器を説明した後、地下探査等と併用した三次元計測機器の活用法、さらに協議資料の作成例と運用例を解説した。
質疑応答の後、参加者は同センター敷地内で、GNSS、地上レーザー、ハンドスラムレーザー、地下探査機器MALA、マーターポートといった機器の実演を見学した。また、展示されたUAVマトリス350レッドレーザー、UAVマビック3Eも見て回った。
















