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千葉県野田市

避難所空調に9.9億円/一般会計617億円で過去最大/野田市予算

2026/02/24 日刊建設タイムズ

 野田市は、26日開会の第1回定例議会に2026年度当初予算案および25年度一般会計補正予算案第13号を上程する。当初予算案の一般会計は、前年度当初比2・5%増の616億5800万円で、過去最大規模。普通建設事業費は、同29・4%減の51億1475万7000円。避難所体育館空調設備設置工事に9億8830万円を計上。災害時の避難所となっている体育館などについて、近年の猛暑などを踏まえ、早急に空調設備を設置する。26年度は、中学校5校の空調設備設置工事を実施し、中学校全11校の設置を完了するほか、小学校3校の体育館への空調設備設置に向けた実施設計を行う。

 避難所体育館などトイレ改修事業に6600万円を計上。空調設備の設置に合わせて中学校9校の体育館トイレの洋式化を進め、さらなる避難所環境の改善を図る。また、27年度に空調設備設置工事を実施する総合公園体育館において、合わせてトイレ改修工事を行うための実施設計を行う。

 中学校トイレ改修工事に9億8641万4000円を計上。5校のトイレ改修工事を実施し、中学校全11校のトイレ洋式化を完了する。

 鈴木貫太郎記念館再建事業に2億9480万円を確保。鈴木貫太郎記念館の再建に向けて実施設計を行うとともに、27年度の建設工事着手に向けて、既存記念館の解体および整地工事を実施する。また、再建に対するさらなる機運の醸成を図るために企画展などを実施するほか、財源確保に向けて引き続き国などへ要望活動を行う。

 (仮称)高架下スポーツパーク整備工事8300万円を計上。野田市駅南側の高架下に、3×3バスケットコートおよびスケートボードパークを整備する。

 水道事業会計は、前年度当初比9・4%増の51億787万9000円。

 下水道事業会計は、同1・5%減の62億5949万7000円。阿部沼雨水幹線整備事業2億1460万円を計上。阿部沼第1~3号調整池と雨水幹線の整備を実施する。26年度は、阿部沼第1調整池築造工事、第2号調整池の着工に向けた用地取得、物件補償を継続する。

 補正予算案では、公共施設トイレ改修工事3405万円、市民会館改修工事447万6000円、こぶし園空調設備設置工事76万6000円、斎場火葬炉設備修繕工事3016万1000円、防災倉庫設置工事433万8000円、二川公民館施設改修工事401万1000円、欅のホール非常放送設備更新工事471万3000円を計上し、同額の繰越明許費を設定。そのほか、庁舎改修工事1億7003万7000円を計上し、1億8543万7000円に繰越明許費を定めている。

 市税などの上振れや事業費の減額により生じた財源を活用し、緊急性のある公共施設の老朽化対策に係る工事や設計委託などを前倒して計上している。

 補正により4億2459万6000円を増額し、一般会計総額は682億6593万円となる。

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