港湾工事安全衛生講習会が19日に新潟市中央区の新潟グランドホテルで開かれた。日本埋立浚渫協会(埋浚)北陸支部、日本潜水協会北陸支部、日本海上起重協会北陸支部が主催、北陸地方整備局が後援し、協会会員や整備局職員ら約160人が参加した。例年、会員の災害防止の一環で実施されており、安全対策事例や最新の知見を学んだ。
冒頭、埋浚北陸支部の川﨑博之支部長(本間組執行役員土木事業本部技術担当)は、本年度は事故が多発していることに触れ「通常は安全に作業している中で、作業環境が変化したタイミングや、ちょっとした不具合が起こって作業手順や工法に変化が生じた場合に事故が起こっているケースが多く見受けられる。変化が事前に把握できる場合は危険箇所を再確認していただくことが重要。安全には特効薬はない。日々の安全行動を繰り返し行っていくことで習得していくしかない」と呼び掛けた。来賓の北陸地整港湾空港部の福元正武部長は、港湾関係の直轄工事の事故が全国で減少する中、北陸管内では件数が増えていることを指摘。「引き続き事故防止に向けた安全管理の徹底をお願いしたい。今一度、施工手順を再確認し、緊張感を持って工事に当たり、事故の未然防止に努めていただきたい」と要請した。
事例発表では、りんかい日産建設東京支店の水本広道氏と中元組の三澤信也氏が、それぞれ実践した安全対策の取り組みを紹介。講義では、埋浚安全環境対策部会委員の山口晃氏が「港湾工事の安全管理」、新潟労働局健康安全課産業地方産業安全専門官の井越康夫氏が「高年齢者の労働災害防止と個人事業者等に対する安全衛生対策」について説明した。
さらに、中央労働災害防止協会東京安全衛生教育センターの児玉猛氏が「安全衛生よもやま話~安全衛生活動にたずさわる皆さんへの話の種に!」と題した講演を行った。
【写真=官民から約160人が参加した】
















