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茨城県水戸市

学校施設整備に38億/南部図書館で構想策定/子育て・教育に重点/水戸市当初予算案

2026/02/25 日本工業経済新聞(茨城版)


 水戸市(高橋靖市長)は24日、2026年度の当初予算案を公表した。一般会計総額は25年度を上回る1308億1400万円で、過去最大規模となった。増額の主因となった小中学校への屋内運動場空調設備整備・トイレ洋式化事業には21億940万円を計上。校舎増築や長寿命化改良、バリアフリー化などには総額17億4040万円を盛り込んだ。このほか公設地方卸売市場の機能強化・再整備には5億4900万円を充てる。(仮称)南部図書館整備では、基本構想策定に向け800万円を予算化し、検討を本格化させる。

(2面に主な事業を掲載)



 小中学校への屋内運動場空調設備整備・トイレ洋式化事業は、新年度から3カ年での段階的な整備を計画。26年度は中学校全16校と国田小で工事を進めるほか、残る小学校15校の実施設計を行う。工事費には20億5840万円、実施設計委託費には5100万円を配分した。

 校舎増築事業には8億4200万円を措置。吉沢小では26~28年度継続事業(8億7600万円)として職員室棟および特別教室棟を増築する。長寿命化改良では緑岡小の受変電設備設置や駐車場整備工事等に1億3940万円、赤塚中校舎および吉田小屋内運動場の改修に向けて実施設計委託費などに1億2560万円を充当した。

 学校施設の緊急安全対策では、城東小校舎外壁工事や寿小屋内運動場・内原中校舎の屋外防水改修などに5億7010万円、バリアフリー化の取り組みとして赤塚小屋内運動場への多機能トイレ設置に関する実施設計委託費等を盛り込んだ。

 公設地方卸売市場の機能強化・再整備では、仲卸棟電気設備改修工事や水産棟および仲卸棟西側屋根塗装工事等に3億4400万円、拡張用地整備として地盤改良工事等には2億500万円を計上した。

 道路関係では、新設改良事業として酒門358号線(元石川・森戸線)の工事・補償などに総額7億4751万7000円、国補街路整備事業では3億2400万円を充て、中大野中河内線(松が丘工区)や赤塚駅水府橋線(堀2工区)を推進する。

 雨水冠水対策の取り組みでは、内原町の調整池整備工事等を行う排水路整備事業に5億3460万円、東赤塚や笠原町などでの雨水管整備工事を行う都市下水路整備事業には5億9890万円を措置した。

 (仮称)南部図書館整備では、市南部エリアの新たな知の拠点形成に向けて市民ニーズ調査を行うほか、施設の機能や規模、立地などを示す基本構想の策定に動き出す。

 水道関係では、施設災害対策事業として配水管耐震化(L6250m)や楮川浄水場浄水設備取替事業などに総額14億9226万円、老朽施設更新事業には開江浄水場電気設備事業などに10億9764万6000円を計上。下水道建設改良事業では58億7666万2000円を投じて、幹線(L1456m)および枝線管渠(L7097m)の新設、改築、耐震補強を進めるほか、市浄化センターの設備改築等を実施する。

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