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群馬県利根沼田農業事務所農村整備課

農村地域防災減災事業で追分地区、松之木平地区、東中野・二本松地区で進捗

2026/02/26 群馬建設新聞


県利根沼田農業事務所農村整備課は、赤城北ろく土地改良区関係で継続して進めている農村地域防災減災事業について、2025年度補正予算の配分と発注計画を示した。昭和村糸井地先の追分地区で8961万6000円、昭和村赤城原地先の松之木平地区で3000万円、昭和村貝野瀬地先と沼田市二本松地先を対象として、東中野・二本松地区で3000万円をそれぞれ確保。3地区合わせて工事3件の発注と業務1件の委託を計画している。

なお同課では、25年度補正予算全体で、今回発注する赤城北ろく土地改良区関係の3地区を合わせて、2事業4地区に計1億7961万6000円の事業費を確保しており、順次事業を進捗していく。

赤城北ろく土地改良区関連で進めている農村地域防災減災事業は、赤城北ろく用水の供給を受ける地域で、既設の石綿セメント管が布設から約60年近くが経過したことで劣化しており、漏水が頻繁に発生している状況。漏水によって畑の表土が流失や陥没するといった営農への影響や、石綿セメント管が破損した際に発生する石綿粉塵の飛散による農業者などへの健康被害を未然に防止するため、追分地区、松之木平地区および東中野・二本松地区で大規模な布設替え工事を計画している。

追分地区では、幹線水路に設置する2カ所の減圧水槽の整備と、水槽周辺の幹線水路の新設0・5㎞を2件の工事で26年3月に一般競争入札の予定で発注を計画している。

追分地区の事業範囲は144ha。既設の石綿セメント管等を撤去し、塩化ビニル管を新設する。石綿セメント管等撤去の総延長はφ75㎜~400㎜で16・3㎞、新設する管路はφ75㎜~300㎜で、延長は18・9㎞。このうち幹線水路は延長2・9㎞、支線水路は延長16㎞となっている。27年度の完了を目指して事業を進める。

このほかの地区は次の通り。

【松之木平地区】

支線水路の新設1㎞を3月に一般競争入札の予定で発注を計画している。松之木平地区の事業範囲は48ha。石綿セメント管等撤去の総延長はφ75㎜~200㎜で6・3㎞、新設する管路はφ75㎜~250㎜で、延長は7㎞。このうち幹線水路は延長0・9㎞、支線水路は延長6・1㎞の内訳となっている。27年度の完了予定で事業を進めていく。

【東中野・二本松地区】

土質調査及び減圧水槽の設計業務委託を3月に指名競争入札の予定で発注を計画している。東中野・二本松地区事業範囲は74ha。石綿セメント管等撤去の総延長はφ75㎜~250㎜で9・9㎞(東中野6・1㎞、二本松3・8㎞)、新設する管路はφ75~250㎜で、延長13・1㎞(東中野7・7㎞、二本松5・4㎞)となっている。29年度の完了予定で事業を進める。

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