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児童がお披露目会/空室をリノベーション/小柳建設・新潟工科大

2026/02/26 新潟建設新聞

 長岡市で18日、新潟大学附属長岡小学校6年生による民間ビルの空室リノベーションが完成し、関係者を招いて取り組みの成果を発表するお披露目会が開かれた。

 小柳建設、新潟工科大(柏崎市)をはじめ民間の企業が「ものづくり科」の授業の一環として新しい空間づくりに挑む児童らをバックアップ。産学連携の体制「リノベラボ」を立ち上げ、構想から設計、施工、運営までの一連の作業の支援に当たってきたもの。会場の「Wiseビル」(長岡市大手通2)3階に小柳建設が開設したコワーキングスペース・アッセンブル長岡には、多くの関係者が詰め掛け、児童の成果発表に耳を傾けた。

 児童代表による感謝の言葉に続いてあいさつした小柳建設の小柳卓蔵代表取締役は「プロジェクトは一昨年から開始した。新潟工科大学から話を聞き、建設業として小学生のデザインを大学生が具現化し、マーケットに出してどれくらい人に使ってもらえるかを体験してもらおうと始めた」と経緯を紹介し「小学生はいろいろ話をして一生懸命やってくれた」と子どもたちを褒め、5階の完成現場をリモートで結んだテープカットがモニターに映し出されると会場内に大きな拍手が沸き起こった。

 成果の報告に立った児童は「日常的に多くの人に使ってほしいと思い、5年生の時に部屋を見学して自由に案を考えた」と述べ、その後の図面作成、模型づくり、ものづくり発表会での案の決定までの過程を経て「6年生ではクラウドファンディングで募金活動なども行ったが目標の350万円に届かず、2部屋を1部屋にして音楽スペースとすることになった」と話した。

 小柳社長は「建設業は作って終わりではないので、どのように人に使われているのかなどの空間演出も体感してほしい」と語った。

【写真=あいさつする小柳社長、ヌックを説明する児童】

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