建設省は「行き過ぎた地域用件設定と過度の分割発注」を行わないことを都道府県に対して、また、「一括下請け」の禁止徹底について建設業者団体に通達した。
「行き過ぎた地域用件設定」は入札対象工事を適切に施工する能力がないと思われる業者が含まれた場合は、入札対象工事の難易度、業者の施工能力等を勘案し地域用件を撤廃するか緩和すること。
「施工の合成性に反する
分割発注」は、工程面等からみて分割して発注することが適切であるかを十分検討して行う。
また、「一括下請け禁止」については、今搬、地域を代表する複数の建設業者と全国展開している大手ゼネコンとの間で一括下請けが行われた。建設業法の遵守を徹底するよう対応をお願いした。