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国土交通省

【自動施工】ガイドライン作成を/作業細分化して機械決定

2026/03/05 本社配信

 国土交通省は4日、建設機械施工の自動化・自律化の有識者会議を同省内で開催した。会議では自動施工や遠隔施工の取り組みについて情報を共有。施工過程ごとに作業を細分化して使用機械を決定する、自動施工のためのガイドライン作成方針などが示された。

 会議の冒頭、小島優大臣官房審議官(技術)は「施工のオートメーションや省人化は、建設機械や建設業界以外の方にも実際にオペレーターで参加していただけるチャンス。この取り組みへの期待は大きい。さらに進めることを実現したい」とあいさつした。

 議事では、自動施工について2025年度は11件で実施している状況を確認。岡山県内や石川県内での工事実例について説明が行われた。他の事例も踏まえ、作業を細分化して自動化する際の機械と動作を決定するなどのガイドラインを作成することが示された。

 遠隔施工については、災害復旧現場以外の通常工事での活用状況を確認。2025年度は39件の工事で実施し、砂防工事以外でも活用されているとの報告があった。遠隔施工を行う目的が『安全対策』以外に広がり、『熱中症対策』や『生産性向上』を図るケースも見られた。

 このほか永谷圭司委員(筑波大学教授)が複数台の建機を制御するシステム開発の現状を解説。岩見吉輝委員(日本建設機械施工協会業務執行理事)が欧州の建設機械DX化について現地調査の結果を報告した。

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