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国土交通省北陸地方整備局(建設),その他記事(民間)

提出不要リスト整理へ/北陸地整と三県技士会が意見交換会

2026/03/06 新潟建設新聞

 北陸地方整備局と北陸三県土木施工管理技士会との意見交換会が3日、新潟市中央区のアートホテル新潟駅前で開かれた。今回、富山県技士会が発注者側の担当者によって提出物に違いがあるため統一化・スリム化による施工者側の負担軽減を訴えた。北陸地整は、年度内をめどに進めている「工事書類スリム化ガイド」の改定作業の中で、提出不要な書類のリストを明示する方針を明らかにした。また施工体制台帳の添付書類については、以前の「より良い施工体制の確保を求めて」に代わり、「建設業者のための建設業法」を作成、ホームページに掲載していることを説明。必要な添付書類の参考にしてほしいと伝えた。

 加えて北陸地整では、例年7月と12月ごろに開催している工事の生産性向上等説明会においてスリム化ガイドと「工事施工の円滑化4点セット」を周知徹底するため、事務所副所長と工事担当課長、監督職員に年1回の参加を義務付けているとし、理解を求めた。

 新潟県技士会は、監理技術者の交代要件緩和の検討を要望。このうち、育児・介護を理由とする交代を「正当な理由」として制度・運用上で明確に位置付けることに対して、北陸地整は制度の運用マニュアル上設定しており、しっかりと運営していくと回答した。

 新潟県技士会はさらに、現場技術者および本社に勤める技術者を含め会社従業員全員の賃金アップに向け、現場管理費や一般管理費などの引き上げを求めた。北陸地整は次年度以降も引き上げが行われるよう、諸経費動向調査などへの協力をお願いした。

 石川県技士会は中小企業へのICT機器導入、人材育成への支援の必要性を強調。北陸地整は各種支援制度を紹介するとともに、北陸インフラDX人材育成センターなどでICT施工研修を進めているとし、引き続き活用を呼び掛けた。

【写真=諸課題解決へ意見を交わした】

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