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千葉県柏市

事業協力者選定へ/市場再整備と余剰地活用/事業者公募は28年度/柏市

2026/03/10 日刊建設タイムズ

 柏市は2026年度当初予算案において、公設市場再整備および市場用地活用事業発注支援等業務委託に2133万4000円を計上している。月内に策定する予定の基本計画に基づき、事業協力者となる民間事業者を選定し、対話を行いながら、協議、サウンディング型市場調査、施設規模のさらなる精査、工事発注に向けた要求水準書の作成を実施する。設計・施工・維持管理業務と余剰地開発を行う事業者の公募は28年度を予定している。

 公設総合地方卸売市場は、若柴69―1の敷地面積8万2519㎡に所在。青果部、水産物部、花き部、関連事業者など81業者が入っている。

 開設から50年以上が経過し、施設および設備の老朽化が進行。また、ライフスタイルや物流・流通構造の変化などを踏まえた、活性化につながる取り組みが求められている。

 基本方針では、市が開設者として引き続き「公設」を維持すること、企業誘致の用地確保に向けて施設の集約化・高度化・複合化を図ること、現地建て替えを基本とすること、施設全体の建て替えを基本とすることなどを示した。

 各部門の再整備後の建築面積は、青果部約6800㎡、水産物部約7500㎡、花き部約1900㎡、関連・サービス店舗約1800㎡、冷蔵庫約4750㎡を想定している。整備費や維持管理費の抑制につなげるため、市場規模の適正化を図る。

 施設配置に関し、安全性・コスト・スピード感などを考慮し、一部場外の未利用地を活用したローリング工事を検討している。また、立地環境を生かした企業誘致などに向けて用地を確保するため、施設の集約化、高度化、複合化を基本とし、事務所、資材保管スペース、サービス店舗、倉庫などは2階以上への配置を検討する。

 再整備の事業方式については、従来方式、DBM方式、リース方式の比較検討を実施。事業費および金利負担の抑制、場内事業者の負担軽減効果、事業スケジュールの早期化の観点から、資金調達を市が行い、民間事業者に施設の設計・建設・維持管理を一括発注するDBM方式を採用する。

 施設の法定耐用年数を踏まえた38年間の概算事業費は、整備費相当額180~190億円、利子相当額80~90億円、維持管理相当額90億円の合計350~370億円。

 19日開催の第3回公設総合地方卸売市場運営審議会において、柏市場再整備および市場用地活用基本計画策定について答申を受ける予定。

公設総合地方卸売市場の現況

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