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国土交通省利根川水系砂防事務所,その他記事(公共)

大笹床固群事業で床固工1基と帯工1基の新設工事

2026/03/10 群馬建設新聞


国土交通省利根川水系砂防事務所は、嬬恋村大笹地先で行う床固工1基と帯工1基の新設工事を3月下旬に一般競争入札で公告する。吾妻川で進めている大笹床固群事業として行うもので、工事発注規模は1億円以上2億円未満となる。工期はフレックス方式を活用し、約8カ月を見込んでいる。設計業務は砂防エンジニアリング(埼玉県川越市)が担当した。

今回発注する工事では、R6大笹床固群工事として現在施工中の左岸側に床固工1基と帯工1基を新設する。床固工は全長約80m、高さ3m、幅員2mの規模。床固工と帯工合わせた土工は掘削と床掘の合計で約5000立方m、コンクリートボリュームは合計約2200立方mを予定している。

大笹床固群事業は、吾妻川流域の浅間山や草津白根山の火山噴出物による脆弱な地質と急峻な地形により上流域からの土砂生産が著しく、当該箇所には流出土砂が厚く堆積していることから、床固群整備により河床・渓岸を安定させ、土砂の2次移動を抑制し、嬬恋村および下流域の土砂災害を防止するもの。

事業全体の施工計画では、国道144号嬬恋橋付近から鳴岩橋付近までの間に床固群を整備する。2018年度から着手しており、43年度完成を目指し進捗を図っていく。

直近では、25年度にR6大笹床固群工事として、掘削・床堀約6000立方m、埋戻約1000立方m、床固工約500立方m、垂直壁約500立方mのほか、帯工約350立方mを発注。渡辺建設(嬬恋村)が25日までの完成を予定している。23年度は、R5大笹床固群工事として、大笹工区で延長127mの流路護岸工と1073個の根固め・水制工を行ったほか、田代工区でボリューム2500立方mの盛土工と延長55mの流路護岸工を同社が担当した。

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